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『銃後の社会史――戦死者と遺族』

一ノ瀬 俊也 20051201 吉川弘文館,歴史文化ライブラリー,227p.

last update:20120224

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■一ノ瀬 俊也 20051201 『銃後の社会史――戦死者と遺族』,吉川弘文館,歴史文化ライブラリー,227p. ISBN-10:4642056033 ISBN-13:978-4642056038 \1785 [amazon][kinokuniya] ※ s s03

■内容

出版社/著者からの内容紹介
戦時下に、徴兵され死んでいった多くの兵士たち。その家族は、国家のために一家の働き手を奪われる理不尽さをどう受け入れたのか。遺族への扶助料や未亡人への仕事斡旋、遺児の靖国参拝など、国家が目指したシステムとしての「遺族」の形と、地域社会の役割を検証。遺族一人一人の体験を問い直し、われわれの社会が戦争体制をどう支えたのかに迫る。

内容(「BOOK」データベースより)
戦死した兵士の家族は、一家の働き手を奪われる理不尽さをどう受け入れたのか。遺族への扶助料や未亡人への仕事斡旋など、国家が目指したシステムとしての「遺族」の形を検証。社会は戦争をどう支えたのかに鋭く迫る。

内容(「MARC」データベースより)
戦死した兵士の家族は、一家の働き手を奪われる理不尽さをどう受け入れたのか。扶助料など、国家が目指したシステムとしての「遺族」の形を検証し、社会は戦争をどう支えたのかに鋭く迫る。

著者について
1971年福岡県に生まれる。1998年九州大学大学院比較社会文化研究科博士後期課程中退。現在、人間文化研究機構・国立歴史民俗博物館助手、博士(比較社会文化)

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
一ノ瀬 俊也
1971年、福岡県に生まれる。1998年、九州大学大学院比較社会文化研究科博士後期課程中退。現在、国立歴史民俗博物館助手、博士(比較社会文化)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

■目次

「一つの花」をめぐって――プロローグ

遺族になるまで
 夫・肉親を見送る
  見送りの場面
  盛大な見送りの意味
  石山村の見送りの変化
  見送りの緩和
  見送られる兵士たちの負担
  歌をうたって見送る
  戦局悪化後の見送り
  「駅」での別れも続いていた
 面会の諸相
  面会の場があった
  面会で前線への出動を知る
  何の知らせもなく前線へ
  面会が許されたのに
  ささやかな抵抗
  別れを告げに帰る
遺族となって――その生活実態
 葬儀から日常へ
  最期の状況記録
  肉親の死の受容
 命の値段
  遺族に対する経済的扶助
  生きていかねばならない遺族と「軍事扶助」
  遺族の生活実態
  方面委員たちの取り組み
  軍事扶助は完全に「権利」化されたか?
  家族・遺族の生活実態
  多様な悩み
 指導嘱託と遺族紛争
  お母さんのミシン仕事
  遺家族指導嘱託の仕事とは
  遺族指導の実態
  恩給をめぐる紛争
  多発する紛争
  市町村、県レベルの職業指導
  誉の家昭和荘
"名誉の遺族"という名の監視体制
 誉の遺族
  遺族の誉
  末端における遺族指導
 慈愛のまなざしによる支配1――侍従、女性皇族・王公族視察
  侍従と戦死者遺族
  一九四三年の皇族視察
  働く遺族たちを激励
 慈愛のまなざしによる支配2――遺族の靖国神社参拝
  靖国を参拝する遺族
  遺児の靖国参拝
  父親と語る遺児たち
  戦争展示見学
  遺児付き添い教師のまなざし
  なぜ『遺児と共に』は書かれたか
  国家、そして社会への感謝
敗戦直後〜占領期の遺族たち
 敗戦後遺族の生活実態
  大阪市の社会調査
  未亡人世帯の生活実態
  婦人合作社
  生活保護法
 帰らない遺骨
  戦中の軍は最期の様子を告げた
  遺骨の代わりにきた物
  なぜ遺骨が問題であるのか
  「空」の遺骨箱
 わからない最期の状況
  最期のありさまを聞いてまわる
  兵の最期を遺族に報告する上官
  なぜ最期の様子を知りたがったか
  粗略な扱い
  結局何もわからない
  一枚の公報
  天皇の権威の低下?
遺族と社会、遺族と国家――エピローグ

あとがき
主要参考文献

■引用

■書評・紹介

■言及



*作成:樋口 也寸志
UP:20120224 REV:
社会学 sociology ◇国家/国境  ◇身体×世界:関連書籍  ◇BOOK
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