HOME > BOOK >

『「野宿者襲撃」論』

生田 武志 200512 人文書院,252p.


このHP経由で購入すると寄付されます

■生田 武志 200512 『「野宿者襲撃」論』,人文書院,252p. ISBN-10: 4409240730 ISBN-13: 978-4409240731 \1890  [amazon][kinokuniya] p0601

■内容(「BOOK」データベースより)

息をのむ衝撃。少年による野宿者への集団暴行から、鮮烈に捉える若者のいま。

内容(「BOOK」データベースより)
少年による野宿者への集団暴行から鮮烈に捉える若者のいま。息をのむ衝撃。フリーターの一部は野宿生活化するのか?野宿者と少年少女、二つの「ホーム」レス。

出版社からのコメント
報道による印象とは裏腹に、戦後日本の青少年の殺人者率は下がり続けている。しかし、その一方で数十年前から頻発する、少年らによる極めて残虐な暴行事件が存在する。それが野宿者襲撃である。時には明確に殺害を目的とした集団暴行。彼らはなぜ襲うのか。社会の偏見、少年少女を覆う日常のストレス、存在の不確実感、血を見るような生々しさへの希求…。最悪の出会いともいえる襲撃を乗り越え、社会で居場所(ホーム)を失った二つの「ホーム」レス(野宿者/少年・少女)に連帯の道を開くにはどうする。資本・国家・家族の変容とともに、若者の生の声を拾い、10代の今を鮮烈に描き出す気鋭による衝撃の力作。中高生対象のわかりやすい「野宿者問題の授業」付。

■著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

著者について
生田武志(いくた・たけし)/1964年、千葉市生れ。岡山県倉敷市に育つ。同志社大学在学中(数学史専攻)から大阪・釜ヶ崎に通い、現在までさまざまな日雇労働者・野宿者支援活動にかかわる。2000年、キルケゴール論「つぎ合わせの器は、ナイフで切られた果物となりえるか?」で群像新人文学賞・評論部門優秀賞受賞(『群像』2000年6月)。他に「シモーヌ・ヴェイユのために」(『群像』2001年3月)など。現在、野宿者ネットワーク、釜ヶ崎・反失業連絡会などに参加。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
生田 武志
1964年、千葉市生れ。岡山県倉敷市に育つ。同志社大学在学中(数学史専攻)から大阪・釜ヶ崎に通い、現在までさまざまな日雇労働者・野宿者支援活動にかかわる。2000年、キルケゴール論「つぎ合わせの器は、ナイフで切られた果物となりえるか?」で群像新人文学賞・評論部門優秀賞受賞(『群像』 2000年6月)。現在、野宿者ネットワーク、釜ヶ崎・反失業連絡会などに参加(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

■言及

橋口 昌治 20090910 「格差・貧困に関する本の紹介」,立岩 真也・村上 慎司・橋口 昌治 20090910 『税を直す』,青土社,350p. ISBN-10: 4791764935 ISBN-13: 978-4791764938 \2310 [amazon][kinokuniya] ※ t07.


*作成:橋口 昌治
UP:20080821 REV:
「若年者雇用問題」文献表  ◇貧困・格差関係の本  ◇身体×世界:関連書籍  ◇BOOK 
 
TOP HOME (http://www.arsvi.com)