HOME > BOOK >

『<差別と人間>を考える――解放教育論入門』(新装改訂版)

八木 晃介 20051125 批評社,232p.

Tweet
last update:20180508

このHP経由で購入すると寄付されます


八木 晃介 20051125 『<差別と人間>を考える――解放教育論入門』,批評社,232p. ISBN-10:4826504322 ISBN-13: 978-4826504324 2000+ [amazon][kinokuniya] ※ w/yk02, d04

■内容

出版社HPより

http://www.hihyosya.co.jp/ISBN978-4-8265-0432-4.html

 〈自己教育する身体〉は、この不確かな時代を拓くキーワード!
 公教育は、支配的な価値観や文化を子どもたちに内面化する装置である。“自発的服従”という学校教育の呪縛を解き放ち、自己教育する身体の復権を提示する。
 公教育の負の遺産というべきなのか、どうして日本人はこうも支配権力に従順なのだろうか?上層からの右向け右には歩調を合わせ、余所には目もくれないで同調志向にひたすら励む?強者におもねり弱者を挫き、同じ過ちを二度も三度も繰り返し、再び同じ道を歩んでいることに気付かない?防犯に名を借りた監視社会に迎合し、警察ごっこの片棒をかついで“不審者狩り”に精を出す?自立を拒否して、孤立を恐れ、みんな同じを旨とする?差別・選別を温存・助長し、差別を〈癒し〉効果として消費する。

■目次

序章◎解放教育論の前提
   第1節 公教育の呪縛性
   第2節 体制順応の解放とは?
   第3節 学校の文化規範への同調
   第4節 イヴァン・イリッチの示唆と反示唆
第1章◎差別問題への視座転換
   第1節 社会的定義過程としての差別
   第2節 〈差別される側〉から〈差別する側〉への視座の移行
   第3節 目標構造の変換
   第4節 発想転換の内実
第2章◎「平等」と「解放」のはざま
   第1節「同和」問題と部落問題
   第2節 〈部落民〉アイデンティティの管理と教育
   第3節 教育目標の構造的変換
   第4節 視界の相互性を求めて
第3章◎部落問題への社会学的視点
   第1節 社会過程としての〈部落民〉
   第2節 部落の構造変動と〈部落民〉アイデンティティ
   第3節 〈ハビトゥス変換〉と運動の二重規範
   第4節 社会と研究者の位置
第4章◎差別事件の教育課題
   第1節 〈見る自分〉と〈見られる自分〉
   第2節 社会的共同性と差異・差別・区別
   第3節 結婚差別のトリック分析
   第4節 就職差別と解放の主体
第5章◎差別問題の理解社会学
   第1節 スタンス(姿勢)とバイアス(傾斜)
   第2節 差別者に「寄り添う」
   第3節 差別の意味解読 
   第4節 類型的饒舌の内容分析
   第5節 まとめ
第6章◎解放教育の「表」と「裏」
   第1節「暴君の暴」と「衆人の暴」
   第2節 低位性補償論の成果と問題点
   第3節「非行は教育の宝」の意味
   第4節 学校学力と解放学力
   第5節 対抗教育としての解放教育へ
 終章◎自我と関係性の復元
   第1節 深い「感性」の復権を
   第2節 あるかなきかの文化展望
   第3節「周縁」における人間結合
   第4節 差別の現実に深く学ぶ
   第5節 反差別的自我の意識化と教育
あとがき

■引用

■書評・紹介

■言及



*作成:塩野 麻子
UP:20180508 REV:
八木 晃介 差別(discrimination)  ◇身体×世界:関連書籍  ◇BOOK
TOP HOME (http://www.arsvi.com)