HOME > BOOK >

『「うつ」を克服する最善の方法――抗うつ薬SSRIに頼らず生きる』

生田 哲 20051120 講談社,216p.


このHP経由で購入すると寄付されます

■生田 哲 20051120 『「うつ」を克服する最善の方法――抗うつ薬SSRIに頼らず生きる』,講談社,216p. ISBN-10: 4062723425 ISBN-13: 978-4062723428 \880 [amazon][kinokuniya] ※ d05

■内容
(「BOOK」データベースより)
米国で隠蔽された「抗うつ薬」の副作用!!薬に頼らず「うつ」を克服する方法とは。

(「MARC」データベースより)
あなたが、いま飲んでいる「抗うつ薬」は危険です! 副作用によって「うつ」が悪化したり、自殺したくなったりするのです…。米国で隠蔽された「抗うつ薬(SSRI)」の副作用と、薬に頼らず「うつ」を克服する方法を紹介。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
生田 哲
1955年、北海道に生まれる。薬学博士。東京薬科大学大学院修了後、渡米。シティ・オブ・ホープ研究所、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)などの博士研究員、イリノイエ科大学助教授を経て、生化学、医学、薬学などライフサイエンスを中心とする執筆活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

■目次
まえがき

第1章 増加する「うつ」と「抗うつ薬」の蜜月関係
だれでも落ち込むことがある
うつは自然に治る
“抗うつ薬”の代表、SSRI
「うつの特効薬」と宣伝されてきた
そしてSSRIは爆発的に売れた
みんなが飲んできた「危険な薬」
SSRIの副作用は全身におよぶ
事例@ コロンバイン高校事件
事例A ウエストベッカー事件
事例B 全日空ハイジャック事件
法定でも認められた「狂暴化」
うつは本当に病気なのか?
旧東ベルリン市民の憂鬱
うつを「病気」にして売る戦略
うつは“主眼”でのみ判定される
「悪い気分が二週間」でうつ?
人間感情の自然な発露
「脳内インバランス理論」の信憑性
“抗うつ薬”では治せない
うつに隠された「エネルギー」

第2章 「危険な薬」はこうして承認された
SSRIの王座、プロザック
新薬という“ギャンブル”に勝つ
アメリカ人の「人生を変える薬」
あらゆる症状に効く「魔法の弾丸」
FDAへの大きな誤解
治験は製薬会社主導で行われた
候補薬をいかに効果的に見せるか
治験対象からはずされた人たち
治験参加者はわずか286人!
砂糖錠より10パーセント改善
その10パーセントも人為的?
抗不安薬との併用で承認された

第3章 恐るべき“抗うつ薬”SSRIの真実
脳を危険なまでに興奮させる薬
未解明なままの「セロトニン仮説」
とてつもなく複雑な脳のシステム
セロトニン神経をいじるのは危険
SSRIに強く反撃する脳
脳内セロトニンの量は増やせない
覚醒剤と興奮薬SSRIの共通点
副作用@ 脳に損傷を与える
脳の組織が萎縮したり、増殖する
SSRIも覚醒剤も神経細胞を殺す
決して実行されない重要な実験
副作用A 脳を異常に興奮させる
抗うつ薬で暴れまわる
抗うつ薬は“躁状態”を引き起こす
副作用B 人格と愛情を破壊する
SSRIでインポテンツに
副作用C 自殺願望に襲われる
ゾロフトも自殺を引き起こす
副作用D 人を犯罪にかりたてる
「副作用による心神喪失」で無罪
副作用E 暴力行為を引き起こす

第4章 SSRIの副作用と離脱症状から解放される方法
最初から隠蔽されていた副作用
抗うつ薬の摂取と「自殺」の誤解
最初のSNRIでも自殺を誘発
衝動コントロールが効かなくなる
止めるのは難しいSSRI
パキシルからの離脱が厳しい
医師も患者も知らない離脱症状
自分にあらわれる反応を知る
SSRIからの解放のために
薬から“離脱する”ための10の原理

第5章 食事とサプリメントでうつを克服する
何があなたをうつにするのか
精神科の薬がうつをつくる
栄養素の不足がうつをつくる
ビタミンB群不足でうつになる
B6とB12は“頭のビタミン”
ミネラル不足でうつになる
メチオニン不足でうつになる
トリプトファン不足でうつになる
オメガ3脂肪酸不足でうつになる
低血糖でうつになる
甲状腺機能の低下でうつになる
うつを発生させる要因と対策

第6章 生活習慣の改善でうつを予防する
わたしのうつ体験
睡眠障害でうつになる
睡眠を妨げるもの
心を落ち着かせる音楽と香り
運動不足でうつになる
有酸素運動 VS. 抗うつ薬
驚くべき再発率の低さ
主体性と積極性が成否を決める
有酸素運動は薬より速く効く
水泳でうつを撃退する
早起き、瞑想、ウォーキング

あとがき
参考文献
INDEX

■引用

■書評・紹介

■言及




*作成:岡田 清鷹 
UP:20090203
鬱/うつ  ◇身体×世界:関連書籍 2005-  ◇BOOK
 
TOP HOME (http://www.arsvi.com)