『ケアのゆくえ 科学のゆくえ』
広井 良典 20051122 岩波書店,262p.
last update:20110618
■広井 良典 20051122 『ケアのゆくえ 科学のゆくえ』,岩波書店,262p. ISBN-10:4000263439 ISBN-13:978-4000263436 \2100 [amazon]/[kinokuniya] ※ c04 a02m
■内容
内容(「MARC」データベースより)
「成長・拡大なき時代における科学のあり方」という問題意識を中心にすえながら、臨床心理学・森林療法・遺伝医療・ソーシャルワークなど「ケア」をめぐる達人との対話を軸に、日本社会の課題と展望を示す。
■目次
はじめに
第1章 サイエンスとケアの分裂と融合
【ケアをめぐる対話】
@ケアと森林……上原巌さんと
Aケアとトランスパーソナル心理学……諸富祥彦さんと
Bケアと科学・技術……橋本毅彦さんと
第2章 医療のポストモダン
1 医療政策の決定プロセスと患者・市民参加
2 病院のカウンセリング機能
3 代替医療政策の確立に向けて
【ケアをめぐる対話】
Cケアと遺伝医療……高田史男さんと
Dケアと代替医療……辻内琢也さんと
第3章 ケアの政治学のために
〔インターミッション・1〕商店街の復権
【ケアをめぐる対話】
Eケアとコミュニティ……古村伸宏さんと
Fケアとソーシャルワーク……笹岡眞弓さんと
Gケアと民間企業……武田雅弘さんと
第4章 自然のスピリチュアリティ――「死を含むコミュニティ」へ
[インターミッション・2]神のかたちを決めるものは何か
【ケアをめぐる対話】
Hケアと自然……浅野房世さんと
Iケアと身体……羽鳥操さんと
Jケアと鎮守の森……中尾伊早子さんと
終章 ケアのゆくえ/科学のゆくえ――〈関係性〉の組みかえ
1 関係としてのケア
2 ケアとしての科学
参考文献
あとがき
■引用
■書評・紹介
■言及
*作成:樋口 也寸志