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『ポスト福祉国家とソーシャル・ガヴァナンス』

山口 二郎・宮本 太郎・坪郷 實 編著 20051020 ミネルヴァ書房,368p.

last update:20101123

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■山口 二郎・宮本 太郎・坪郷 實 編著 20051020 『ポスト福祉国家とソーシャル・ガヴァナンス』,ミネルヴァ書房,368p. ISBN-10:4623044947 ISBN-13:9784623044948 \3500 [amazon][kinokuniya]

■内容


内容(「BOOK」データベースより)
今日、グローバル化のなかで、20世紀の先進工業国を方向づけた福祉国家と社会民主主義に代わって、ソーシャル・ガヴァナンスともいうべき新しい制度と理念への転換が生じている。本書は、その転換の多様な側面を鮮やかに照射し、福祉・雇用政策の領域を中心に国際比較を交えつつ多角的に論じる。

内容(「MARC」データベースより)
今日、20世紀の福祉国家と社会民主主義に代わる「ソーシャル・ガヴァナンス」という新しい制度と理念への転換が生じている。その転換の多様な側面を鮮やかに照射し、福祉・雇用政策を中心に国際比較を交えて多角的に論じる。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
山口 二郎
現在、北海道大学大学院教授

宮本 太郎
現在、北海道大学大学院教授

坪郷 實
現在、早稲田大学社会科学総合学術院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

■目次


『ガヴァナンス業書』刊行の言葉

序章 ソーシャル・ガヴァナンス―その構造と展開―
 1 ガヴァナンスとは何か
 2 ポスト福祉国家の動態
 3 ソーシャル・ガヴァナンスの構造
 4 ソーシャル・ガヴァナンスのゆくえ

第T部 社会民主主義とソーシャル・ガヴァナンス
 第1章 20世紀における社会民主主義とその未来―福祉国家の再設計へ―
  1 20世紀の経験
  2 グローバル化の挑戦
  3 社会民主主義の新たな戦略的ジレンマ
  4 福祉国家の変容
  5 次代の福祉国家
  6 グローバル市場の再「埋め込み」
  7 新たな多国間主義のための新たな連合
  8 ヨーロッパの役割
  9 戦略的ジレンマとの取り組み
 第2章 20世紀日本における社会民主主義とリベラリズム―迂回を経ての再会か?―
  1 社会民主主義の三時期
  2 最初の社会民主党
  3 戦前の社会―自由派の知識人
  4 繁栄のなかの教条的社会主義
  5 社会主義と市民運動の出会い
  6 2つの戦略
  7 三元構造による整理
  8 社会―自由主義の展望
 第3章 2005年レジーム―日本のレジーム移行と進歩的ガヴァナンスのための新しいアジェンダ―
  1 2つの国際会議とテーマとしての社会民主主義
  2 1955年レジームの完成と社会民主主義勢力の受動的な統合
  3 1980年代―1955年レジームの再編と社民・リベラルの可能性
  4 グローバル化と1955年レジームへの挑戦―3つのオルタナティブ
  5 2005年レジームの構想と敵対者
  6 モダン社会民主主義・進歩的ガヴァナンスの結びつき
 第4章 日本の改革における「社会的」なものの意義―1990年代における左派の失敗を越えて―
  1 「失われた10年」と左派勢力
  2 1990年代政治の規定要因―なぜ1990年代は改革の時代となったのか
  3 1990年代型政治課題と左派の不適応
  4 残された課題―新たな社会民主主義の条件

第U部 福祉国家と労働市場のガヴァナンス
 第5章 グローバル経済下の国際競争力と福祉国家―社会保障・雇用・税制の類型分析―
  1 グローバル化時代の「処方箋」
  2 戦後期―「埋め込まれた自由主義」レジーム下での各国の分岐
  3 再び失われた郊外/対内調整能力
  4 先端事例としてのヨーロッパ経済統合
  5 雇用への影響
  6 開放経済下の先進福祉国家―将来における財政政策の選択肢
  7 開放経済下の福祉国家の展望と課題
 第6章 「市民権」の政治―デンマークにおける福祉、雇用、アクティベーション―
  1 「真実の瞬間」の到来か
  2 1990年代デンマーク経済の奇跡
  3 フレクシキュりティ―公共セクターにおける雇用と新しい労働市場政策
  4 周辺化、社会権、そして働く意思―「市民権の楽園」
  5 新しい右翼の台頭による周辺化―総選挙敗退のパラドクス
  6 デンマーク福祉国家の有効性
 第7章 福祉国家の南欧モデルと日本―後発福祉国家の2つの事例―
  1 地中海―南欧モデルの基本的特徴
  2 日本型福祉国家と共通する点
  3 異同が示唆するもの
  4 後発性効果の「消失」
 第8章 ブレア政権・労働市場の柔軟化・イギリスにおける社会民主主義プロジェクト   1 「労働」党か「ビジネス」党か
  2 ニュー・レイバー―労働市場の規制と柔軟化
  3 「彼ら」はなぜ離れたのか

第V部 市民社会のガヴァナンスと社会運動
 第9章 市民社会の社会運動へ―労働運動の古くて新しいパースペクティブ―
  1 「市民社会の社会運動としての労働運動」というパースペクティブ
  2 社会運動的労働組合と資本主義の空間的差別化
  3 戦後日本資本主義の空間的差別化
  4 戦後日本における社会運動的労働組合の伝統
  5 連合の社会的労働運動への傾斜
 第10章 イギリスにおける社会民主主義と第三セクター
  1 第三の道の提起
  2 イギリスの福祉体制
  3 第三の道
  4 第三セクターと第三の道
  5 社会民主主義の挑戦
  6 新しいガヴァナンスが直面する課題
 第11章 社会民主主義、労働市場と第三セクター―スウェーデンの事例から―
  1 労働市場と雇用―概観
  2 制度的文脈
 第12章 市民社会とソーシャル・ガヴァナンスの将来―スコットランドの事例から―
  1 進歩は持続しない
  2 グローバリゼーション―楽観主義と悲観主義、どちらをもたらすものか
  3 イギリスにおける中道左派の対応
  4 ソーシャル・ガヴァナンス―いくつかの実践的な事例
  5 時間と資源が必要

あとがき
人名・事項索引

■引用

■書評・紹介

■言及



*作成:樋口 也寸志
UP:20101220 REV:
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