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『クルド、イラク、窮屈な日々―戦争を必要とする人びと』

渡辺 悟 20050910 現代書館,251p.

last update:20110310

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■渡辺 悟 20050910 『クルド、イラク、窮屈な日々―戦争を必要とする人びと』,現代書館,251p. ISBN-10:4768469019 ISBN-13:978-4768469019 \2310 [amazon][kinokuniya]

■内容


内容(「BOOK」データベースより)
テロの時代に“対話の力”を信じる。彼らはどんな思いを抱いているのか。自爆未遂犯・兵士・学生・家族・市民らと向き合い、考え、交わした言葉を新鮮な筆致で綴った。

内容(「MARC」データベースより)
イラクの戦後は、戦前からあった。イラク対アメリカ、イラク人対イラク人。テロとレジスタンスと占領が交錯し、対立の構図は複雑に入りまじる。空爆や戦闘やテロと背中合わせに暮らしている、イラクで出会った人々を描く。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
渡辺 悟
1966年生まれ。専門誌記者を経て、現在フリーのジャーナリスト、カメラマン(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

■目次


第一章 戦争を必要とする人びと
 自爆未遂のディダール
 前線は静かだった
 アルカイダとフセイン政権の点と線
 ハラブジャの化学兵器攻撃と広島・長崎
 クルド民族は二〇世紀を戦いに費やした
 戦争かサダムか二者択一なら戦争を選ぶ
 カラシニコフ銃の街

第二章 反体制勢力
 だれが許可が出ていると言ったのか
 仮の宿
 シリアのイラン大使館
 ムスリムの国のクリスチャン
 反体制派の言い分
 無機質な街
 テヘランのメディアエージェント

第三章 開戦前夜
 "フセイン後"が始まった
 トルコは来るな
 信じ得るものはなし
 二重の経済制裁は
 活動家ババン
 大学生と戦争と恋と
 サダムは終わる

第四章 対立の構図
 クルドの春、荒れるバグダッド
 「テロ」の犠牲者は占領の手先か
 ドーラ、アメリカ軍に拉致される住民
 理由なく殺された
 スンニ派と親サダム・フセイン
 白い手

第五章 自衛隊派遣
 自衛隊歓迎のムード
 サマワの水不足
 メソポタミア
 歓迎の裏側にある傷痕
 失業者デモ
 劣化ウラン弾
 シーア派が主導権を狙う
 復興と安全が天秤にかけられている

第六章 主権移譲
 新イラクづくり
 窮屈な日々

あとがき

■引用

■書評・紹介

■言及



*作成:樋口 也寸志
UP:20110310 REV:
『戦争の経済学』 ◇イラク身体×世界:関連書籍 2005-2009  ◇BOOK
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