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『この地球(ほし)にすんでいる僕の仲間たちへ――12歳の僕が知っている自閉の世界』

東田 直樹・東田 美紀 20050925 エスコアール,129p.


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■東田 直樹・東田 美紀 20050925 『この地球(ほし)にすんでいる僕の仲間たちへ――12歳の僕が知っている自閉の世界』,エスコアール,129p. ISBN-10: 4900851329 ISBN-13: 978-4900851320 1995 [amazon][kinokuniya] ※ a07.

■著者紹介

東田直樹[ヒガシダナオキ]
千葉県君津市在住。1992年8月12日生。1998年、児童相談所にて「自閉傾向」と診断を受ける。2000年「川で知った大切なこと」資源やエネルギーを大切にする物語・ポスター・作文コンクール小学生の部優秀賞、「お母さんといっしょに」母をたたえる作文千葉県知事賞、「いなかのいいところ」私が憧れる田舎暮らし審査員特別賞。2001年「見つめても瞳の奥は僕の顔。いつもそうなのお母さん。」はこだて冬フェスティバル・バレンタインのメッセージ入選、「しぜんの中でくらしたい」21世紀みらい体験博「未来のゆめ」小学生低学年の部大賞、「ぼくたちの青い星」「宇宙の日」作文絵画コンテスト作文の部・小学生部門千葉市立郷土博物館最優秀賞、「お母さんおかえりなさい」おかえり大賞入選。2002年「宇宙へ」おはなしエンジェル・子ども創作コンクール優秀賞、「ぼくのこと」第38回全国児童才能開発コンテスト作文部門佳作賞。2004年「白い小鳥」第4回グリム童話賞中学生以下の部大賞、「僕の場所」「家族のきずな」エッセイ入選、「さとるのあさがお」第22回ほのぼの童話館ユニーク賞、「海とへび君」ざぶん賞2004ざぶん文化賞、「夏の終わりに」おはなしエンジェル子ども創作コンクール小学生高学年・中学生の部最優秀賞。2005年「この世で一番美しい音」第5回グリム童話賞中学生以下の部大賞

東田美紀[ヒガシダミキ]
1962年生。1980年3月高校卒業。1983年3月国立病院看護専門学校卒業。1983年4月総合病院正看護婦として勤務。1988年3月結婚を機に退職。1992年8月直樹出産(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

■目次

第1章 僕はこう思う
第2章 おもしろいでしょ
第3章 僕のやり方
第4章 楽しみとは
第5章 僕のこれまで
第6章 直樹との12年(東田美紀)
第7章 筆談について(東田美紀)

■引用

 「僕がわかったこと
 僕は自分のことが不思議でした。
 どう考えてもみんなとは違うからです。けれども、おかしいのは僕だけで、みんなが普通だと誰もが言います。
 とても悲しかったです。僕が、自分のことを説明出来るようになるまで12年かかりました。
 まだ、わからないことがたくさんありますが、僕が気づいたことを書きます。
 なぜなら、そうすれば僕の仲間が安心するからです。みんなが僕たちを分かってくれて、友達になってくれるかもしれないからです。
 僕らの世界は少しきゅうくつですが、みんなが気づかない楽しいこともあります。」(東田・東田[2005:8])

■言及

◆立岩 真也 2008- 「身体の現代」,『みすず』2008-7(562)より連載 資料,

◆立岩 真也 20140825 『自閉症連続体の時代』,みすず書房,352p. ISBN-10: 4622078457 ISBN-13: 978-4622078456 3700+ [amazon][kinokuniya] ※


UP:20090831 REV:
東田 直樹  ◇自閉症  ◇身体×世界:関連書籍  ◇BOOK
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