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『戦争の記憶をさかのぼる』

坪井 秀人 20050808 筑摩書房,256p.


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■坪井 秀人 20050808 『戦争の記憶をさかのぼる』,筑摩書房,256p.  ISBN-10: 4480062521 777円 [amazon]



■出版社/著者からの内容紹介
内容(「BOOK」データベースより)
 二〇〇五年八月で敗戦から六〇年を迎える。六〇年とは、ほぼ二世代の年月だ。子へ孫へと“戦争の記憶”というバトンはきちんと手渡されているだろうか。本書は湾岸戦争以後、アフガン戦争、イラク戦争と続く現代の戦争空間を視野に収めながら、「当時者意識の希薄化」という危機感のもとに、アジア太平洋戦争を私たちがどのように記憶し、あるいは忘却してきたのかを検証する。戦後五〇年から戦後一〇年まで、文学者、新聞メディアの言説をさかのぼり、一九四五年八月の敗戦をまたいだ詩人・高村光太郎の戦中・戦後に焦点を合わせ、戦争の記憶をリセットする力に対峙する思考をさぐる。

■目次

 序章 記憶のレッスン
 第1章 見えない戦争―湾岸戦争と『敗戦後論』(見世物としての戦争/戦争という見世物 湾岸戦争詩の波紋 ほか)
 第2章 戦争という名のテロリズム―9・11と「四千の日と夜」(二〇〇一年九月一一日 “ブッシュはカイバルを知っているのか?” ほか)
 第3章 “戦後”の変容―メディアの言説から(一九九五年(戦後五〇年) 一九八五年(戦後四〇年) ほか)
 第4章 敗戦をまたぐ―「一億の号泣」(東京大空襲体験者の描いた絵 高村光太郎の空襲体験 ほか)


■紹介・引用


■書評・言及




*作成:西嶋 一泰
UP:20120130 REV:200*****
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