『高齢者の喪失体験と再生』
竹中 星郎 20050815 青灯社,238p.
■竹中 星郎(たけなか・ほしろう) 20050815 『高齢者の喪失体験と再生』,青灯社,238p. ISBN-10: 4862280021 ISBN-13: 978-4862280022 \1680 [amazon]/[kinokuniya] ※ b a06
■内容(「MARC」データベースより)
65歳を過ぎ、高齢者はどう生きたらいいのか。仕事や役割の喪失、衰え、心身の病、親や配偶者の死。老人専門病院での豊富な臨床体験にもとづき、老年精神医学の第一人者が、一人一人の内面を見つめる味のある高齢者論。
■目次
はじめに――役割を喪失して、それから
I 歌右衛門の衰えと女形の大成――喪失と想像
1 歌右衛門の歩み
2 老いと女形の想像
II 喪失体験とは何か――悲哀と否認
1 悲哀の仕事
2 歪んだ悲哀・病的な悲哀
3 その他の喪失体験
4 身体の喪失
5 まとめ
III 人生をふり返って点検する――中年・初老期と喪失体験
1 前半生の課題
2 中年・初老期の大きな転向
IV 喪失した役割に代わるもの――老年期の課題
1 後半生の個人差の拡大
2 老年期前期
V 人生の最終段階――老いの孤独
1 高齢期の課題
2 高齢期の喪失体験がもたらす問題
3 喪失の下で適応をはかる
4 配偶者の病気、死
5 まとめ
VI 老年期をいかに生きるか――"自分なりに"ということ
1 生きがいとは
2 生きがいの喪失
3 新しい生き方
4 何もしない生き方
参考文献
あとがき
■引用
■書評・紹介
■言及
*作成:山本 晋輔