『思想のケミストリー』
大澤 真幸 20050801 紀伊國屋書店,306p.
last update:20111020
■大澤 真幸 20050801 『思想のケミストリー』,紀伊國屋書店,306p. ISBN-10:4314009837 ISBN-13:978-4314009836 \2100 [amazon]/[kinokuniya] ※ s
■内容
内容(「BOOK」データベースより)
大沢社会学がひきおこすスリリングな思想の化学反応!初の思想家・作家論集。
内容(「MARC」データベースより)
吉本隆明、折口信夫、宮沢賢治…。大沢社会学がひきおこすスリリングな思想の化学反応! 雑誌『現代詩手帖』『国文学』などに書いた文章の中から、日本の近代の思想家や作家を論じたものを収録。初の思想家・作家論集。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
大沢 真幸
1958年、長野県松本市生まれ。東京大学大学院社会学研究科博士課程修了。千葉大学文学部助教授などを経て、京都大学大学院人間・環境学研究科助教授(比較社会学・社会システム論)。社会学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
■目次
まえがきに代えて 哲学と文学を横断すること
@
〈ポストモダニスト〉吉本隆明
柄谷行人、予言の呪縛
原罪論――広松渉とともに
?扎の無思想――竹内好のナショナリズム
A
明治の精神と心の自律性――漱石『こゝろ』講義
啄木を通した9・11以降――「時代閉塞」とは何か
ブルカニロ博士の消滅――賢治・大乗仏教・ファシズム
三島由紀夫、転生の破綻――『金閣寺』と『豊饒の海』
男はなぜ幼子を抱いたのか――埴谷雄高『死霊』論
村上春樹『アンダーグラウンド』は何を見ようとしたのか
世界を見る眼――村上春樹『アフターダーク』を読む
B
巫女の視点に立つこと
まれびと考――折口信夫『死者の書』から
あとがき
■引用
■書評・紹介
■言及
*作成:樋口 也寸志