『家で看取るということ――末期がん患者をケアする在宅ホスピスの真実』
川越 厚・川越 博美 20050725 講談社, 240p
■川越 厚・川越 博美 20050725 『家で看取るということ――末期がん患者をケアする在宅ホスピスの真実』,講談社,240p. ISBN-10: 4062125102 ISBN-13: 978-4062125109 1575 [amazon] ※ t02.d01.
■出版社 / 著者からの内容紹介
柳田邦男
川越夫妻は在宅ホスピスケアの開拓者だ。数々のケアの経験から、どうすれば最後まで自分らしく家で過ごすことができるか、その具体的な手順を説く本書は多くの人々の支えとなるだろう。
本書は死について学ぶ書です
死が間近に迫った状況で人はどのような経過をたどるのか、どのようにケアをすればよいのか、具体的な方法を記しました。病院死が当たり前になった現代、病院のなかで医療者の手による死の看取りがおこなわれています。死の看取りを医療者の手から自分たちの手に戻すためにもこの書は役立つでしょう。<はじめにより>
病院で気管切開を受けたとき、「口から食べることは、もうできません」と主治医から言われた。本当につらかった。でも家に帰って、先生は私のわがままを認めてくれた。口から食べられるようになってよかった。家に帰って、私は人間を取り返しました。<本文より>
■内容(「BOOK」データベースより)
本書は死について学ぶ書です。死が間近に迫った状況で人はどのような経過をたどるのか、どのようにケアをすればよいのか、具体的な方法を記しました。病院死が当たり前になった現代、病院のなかで医療者の手による死の看取りがおこなわれています。死の看取りを医療者の手から自分たちの手に戻すためにもこの書は役立つでしょう。
■目次
第1部 病院で死ぬこと、家で死ぬこと
第1章 治す医療から、癒す医療への転換
第2章 在宅でおこなわれる「癒す医療」
第3章 最期を自宅で過ごすことの意味
第4章 在宅に切り替えるには
第5章 末期であることの告知
第6章 死の迎え方、送り方
第2部 家族が知っておきたい看取りの知識
第7章 家でもできる症状コントロール
第8章 家族にできる日常のケア
第9章 別れのとき
第10章 不安と疑問に答える
■紹介・引用
◆立岩 真也 2008 『…』,筑摩書房 文献表