『認知症のケア――認知症を治す理論と実際』
竹内 孝仁 20050625 年友企画株式会社,210p.
last update:20101220
■竹内 孝仁 20050625 『認知症のケア――認知症を治す理論と実際』,年友企画株式会社,210p. ISBN-10:4823051505 ISBN-13:978-4823051500 \2800 [amazon]/[kinokuniya] ※ a06
■内容
出版社/著者からの内容紹介
「理由なきところに有効なケアなし」という著者の鉄則は、専門職として認知症のケアに関わるすべての人に、そして、認知症に悩む方々とその家族に「認知症が治る」ことを明らかにする。基礎理論、予防、ケアの実際のすべてがここに
内容(「BOOK」データベースより)
認知症に悩むすべての方へ「竹内理論」完全収載。
内容(「MARC」データベースより)
認知症に悩むすべての方へ。高齢社会の保健・医療・福祉における最重要課題の1つといえる認知症。認知症の例を経験し、文献や書物を読み重ねた著者の「竹内理論」完全収載。認知症の基礎理論、予防、ケアなどを詳しく解説。
著者について
国際医療福祉大学大学院教授。1941年東京生まれ。66年日本医科大学卒。東京医科歯科大学医学部整形外科に所属。83年東京医科大学リハビリテーション部助教授。91年日本医科大学教授。2004年から現職。この間、73年から特別養護老人ホーム、80年代から在宅高齢者のケア全般に関わる。92年よりイギリスのケアマネジメント視察研修を行い、現在わが国のケアマネジメントの第一人者といわれる。主著に「ケアマネジメントの職人」(年友企画)「医療は生活に出会えるか」「介護基礎学」(医歯薬出版)。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
竹内 孝仁
1941年東京生まれ。日本医科大学卒業後、東京医科歯科大学助教授、日本医科大学教授を経て、2004年より日本国際医療福祉大学大学院教授。1973年から特別養護老人ホームにかかわり、おむつはずし運動などを展開。80年代から在宅高齢者のケア全般にかかわる。日本ケアマネジメント学会理事、パワーリハビリテーション研究会会長など多数の委員等を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
■目次
第1編 認知症の基礎理論
認知症が治る
なぜ認知症のケアができないのか
T.認知症の成り立ちを理解するために
1.認知症は脳の病気か
2.生活全体からとらえること
3.認知とはどのようなはたらきか
4.認知を構成する精神機能
U.認知症の成り立ち
1.身体的活動性がなぜ認知に関係するのか
2.社会関係や役割がなぜ認知症と関係するのか
3.閉じこもり症候群
4.孤立と孤独
V.認知症の症状論(概論)
1.症状のはじまり、正常と異常の境界、ある種の時系列的概観
2.認知症の人びとの心理
3.周辺症状はなぜ生じるか
[周辺症状の3分類]
[自己と状況との関係]
4.症状の出現
[症状出現の原因]
[環境不適応]
[身体不調]
@脱水症はなぜ認知症の症状発現に関与するのか
A便秘はなぜ認知症の症状発現に関与するのか
B低栄養
C急性の病気・けが
[知的衰退]
[周辺症状]
@葛藤型
A遊離型
B回帰型
[症状は混在する]
W.認知症が治るとはどういうことか
1.障害の治癒概念
2.認知症が治る・治すことのイメージ
X.アルツハイマー型・脳血管障害型の分類との関係
第2編 認知症の予防
T.予防のための基本的視点
1.寝たきりも認知症も予防は同じ
2.予防の対処をどう設定するか
3.予防のシステム
@介護予防のシステム
A地域包括支援センター
[地域診断]
B行政の役割
[在宅介護支援センターか地域包括支援センターか]
[情報提供と個人情報保護]
[啓発活動]
4.認知症の予防実践
@認知症の成り立ちの視点から
A対象をどうするか
B閉じこもり解消と集団活動として
[閉じこもりの解消]
[集団活動]
[何らかの運動を]
[記憶力再生訓練について]
第3編 認知症のケア
認知症が治らない・治せない理由
はじめに
認知症を治せない理由
[認知症を治すケアの方法論(枠組み)]
@基礎知識
Aアセスメント、その正しい理解を
Bケア実践技術
T.認知症のアセスメント
1.認知症の行動(症状)観察
認知症の行動観察
2.原因の追究
[まずタイプ別分類]
[認知症のタイプを知ることは他の情報の重要さを気付かせる]
[認知症のタイプはしばしば複合する]
3.実際的な原因追求の手順(スクリーニング)
環境変化のチェックポイント
身体不調型のチェックポイント
U.認知症のケア
1.認知症のケアの枠組み
2.ここから始めよう―「水」「メシ」「クソ」「運動」のケア
1)水・メシ・クソ・運動の効果
2)ケア技術について
@水分補給の技術
[集団で飲む]
[好みの飲みものを含めて]
[食べる飲料]寒天ゼリー
A食事の技術
[歯の問題]
[咀しゃくと嚥下]
[皆でテーブルを囲んで]
[1日に3回の食事+おやつ]
B便秘解消
[便秘の基準・めやす]
[まず下剤廃止]
[規則的な排便習慣を得るケア]
[食物せんい]
[その他の排便促進方法]起床時の水
C運動
3)水・メシ・クソ・運動の連鎖
V.ケアの4原則
[第1の原則―共にある]
[第2の原則―安定した関係]
[二重の関係崩壊]
[第3の原則―行動の了解]
W.タイプ別ケア(第4の原則)
[はじめに ケアの考え方]
[環境との関係・社会関係に役割を]
1.知的衰退型
2.環境不適応型
3.身体不調型
4.葛藤型
5.遊離型
[音楽療法、園芸療法、その他の各種療法]
6.回帰型
[付]認知症のアセスメント・ケアチャート
X.パワーリハビリテーションはなぜ認知症に大きな効果を発揮するのか
1.パワーリハビリテーションとはどのようなものか
[開発の動機]
[パワーリハのコンセプト]
[動作性の回復―筋力神話の脱却]
[トレーニングの負荷]
[姿勢・フォーム・タイミング]
[プログラム]
[軽い負荷による運動の効果―化学物質の分泌]
[体力の改善]
[行動変容へ]
2.パワーリハはなぜ認知症に効くのか
@活動力の改善
Aアセチルコリンの大量分泌
B「うつ」の改善
3.パワーリハとケア
■引用
■書評・紹介
■言及
*作成:樋口 也寸志