『紛争と人間の安全保障――新しい平和構築のアプローチを求めて』
篠田 英朗・上杉 勇司 編 20050620 国際書院,306p.
■篠田 英朗・上杉 勇司 編 20050620 『紛争と人間の安全保障――新しい平和構築のアプローチを求めて』,国際書院,306p. ISBN-10:4877911464 ISBN-13:978-4877911461 \3400 [amazon]/[kinokuniya]
■内容
内容(「BOOK」データベースより)
「人間の安全保障」に纏わる、論点が持つ意味と可能性の探求、紛争下での争点の提示、実践上での限界を超える可能性、外交政策における課題などを示しながら、「人間の安全保障」が「現実」の要請であることを明らかにする。
内容(「MARC」データベースより)
「人間の安全保障」に纏わる論点が持つ意味と可能性の探求、紛争下での争点の提示、実践上での限界を超える可能性、外交政策における課題などを示しながら、「人間の安全保障」が「現実」の要請であることを明らかにする。
■目次
執筆者略歴
要約
序論:紛争と人間の安全保障
第1部:国際社会による人間の安全保障
第1章 武力紛争中・後における人間の安全保障―人道援助と平和構築の関係―
第2章 国連平和維持活動(PKO)と人間の安全保障―国連PKOの諸活動を人間の安全保障の観点から見直す―
第3章 国連安全保障理事会と人間の安全保障
第4章 OSCEの紛争予防と人間の安全保障―政治的・社会的信頼醸成措置の果たす役割―
第2部:人間の安全保障の争点
第5章 人権と武力紛争
第6章 女性と人間の安全保障―平和構築を分析するフェミニストの視角―
第7章 保健医療と人間の安全保障―平和構築プロセスとの係わり―
第8章 人間の安全保障へのアプローチとしての教育―タリバン支配下における事例―
第3部:現地社会による人間の安全保障
第9章 アフリカにおける住民紛争と「青年」問題―ナイジェリアの事例を中心に―
第10章 平和構築と人間の安全保障―コンストラクティビストの視点―
第4部:外交政策と人間の安全保障
第11章 岐路に立つ人間の安全保障―日本外交の展開の文脈において―
第12章 人間の安全保障の倫理的基礎と平和構築への含意―アメリカのイラク戦争の場合―
結論:新しい平和構築のアプローチを求めて
あとがき
索引
■引用
■書評・紹介
■言及
*作成:樋口 也寸志