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『法(思考のフロンティア)』

守中 高明 20050624 岩波書店,111p.

last update:20110311

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■守中 高明 20050624 『法(思考のフロンティア)』,岩波書店,111p. ISBN-10:4000270109 ISBN-13:978-4000270106 \1300 [amazon][kinokuniya] ※d/l05 d/c0132

■内容


内容(「BOOK」データベースより)
法の主体とは誰か―望むと望まざるとにかかわらず、われわれの精神と身体は法に貫かれている。法はつねにわれわれの生死に、存在そのものにかかわる経験としてあるのだ。法の起源とは何か、法と暴力、倫理との関係はいかなるものか。原‐形象としてのアンティゴネー、ベンヤミン、デリダの思考を通して、市民的不服従や歓待、死刑の問題を考える。法を生きるわれわれにとって、今、正義はどこにあるのか。

内容(「MARC」データベースより)
法と正義が出会う場所はどこにあるのか。法=権利と政治の変革にむけて主体の倫理を問い直す。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
守中 高明
1960年生まれ。早稲田大学法学部助教授。詩人。専攻は、フランス文学・思想。比較詩学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

■目次


はじめに

T 法はいかにあるか、法は何をしているか―法・暴力・神話
 1 法とその「根拠」―ハート、ルーマン、デリダ
 2 法と暴力―ベンヤミンは今日

U 法と倫理のあいだ
 第1章 「市民的不服従」の思考
  1 原‐形象としてのアンティゴネー
  2 象徴への抵抗、有事への抵抗―「国民」か「市民」か
 第2章 歓待の掟―他性・言語・公共空間
  1 他性と応答
  2 難民の問い、世界市民の問い
 第3章 死刑を問う
  1 死刑廃止論の系譜―ベッカリーア、サド、ユゴー、カミュ
  2 主権の問い、赦しの問い―カントからデリダへ

V 基本文献案内

あとがき

■引用

■書評・紹介

■言及



*作成:樋口 也寸志
UP:20110311 REV:
法/法学  ◇犯罪/刑罰 死刑  ◇身体×世界:関連書籍 2005-2009  ◇BOOK
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