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『夜の記憶――日本人が聴いたホロコースト生還者の証言』

沢田 愛子 20050520 (大阪)創元社,470p.


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■沢田 愛子 20050520 『夜の記憶――日本人が聴いたホロコースト生還者の証言』,(大阪)創元社,470p. ISBN:4422300393  ISBN-13: 9784422300399 3360 [amazon] b ※

■出版社/著者からの内容紹介
ヨーロッパのユダヤ人600万人を襲った未曾有の大虐殺、ホロコースト。本書は著者がイスラエルに赴き、日本で初めてその生還者たちに直接インタビューし た貴重な証言集である。アンネの最期の様子を知る友人を始め12人が、収容所を奇跡的に生き延び、戦後イスラエルに定住するまでの劇的な人生のストーリー を生々しい言葉で多様に語り、深い感銘を与える。著者によるヨーロッパ各地の収容所跡地の旅行記も臨場感を高めている。

内容(「BOOK」データベースより)
ホロコーストのサバイバー12人が恐怖と不安を乗り越えて語った真実の言葉。

<著者略歴>
名古屋市生まれ。早稲田大学第一文学部人文専攻卒業。上智大学大学院哲学研究科博士前記課程修了(文学修士)。千葉大学大学院看護学研究科修士課程修了 (看護学修士)。信州大学医学部博士(Ph.D)。
三重県立大学看護短期大学助教授、北海道大学医療技術短期大学助教授、富山医科薬科大学医学部看護科教授を経て、現在山梨大学大学院医学工学総合研究部教 授。専門はホロコースト生還者の研究、被爆者の研究、生命倫理学、看護倫理学、終末期看護学など。ESPMH(European Society of  Philosophy of Medicine and Health Care)会員、日本生命倫理学会評議員、日本医学哲学倫理学会評議員等。
主要著書『末期医療からみたいのち』(朱鷺書房)『今問い直す脳死と臓器移植』(東信堂)など。

■目次
はじめに
第1章 ホロコーストとは何か
 T「ホロコースト」という用語に関して
 Uホロコーストの歴史的背景
 Vユダヤ人問題の「最終解決」と絶滅
 Wホロコーストの後に
第2章 ホロコースト・サバイバー
 Tホロコースト・サバイバーとは誰のことか
 Uホロコースト・サバイバーの問題
第3章 夜の記憶−ホロコースト・サバイバーの証言
 Tインタヴューにいたるまでのプロセス
 U証言
  ハンナ・ピック・ホスラール
  サラ・ブラウン
  ミラ・ホワイト
  ダヴィッド・ゴールドスタイン
  マヤ・グリーン
  シーマ・スクルコヴィッツ
  リーシャ・ローズ
  ドーブ・フライバーグ
  メイール・エルダール
 Vチャイルド・サバイバーの証言
  エワード・レーブ
  アマス・バッソ
  シーラ・レヴィット
おわりに 現代社会でホロコーストを証言していくことの意味

年表
あとがき
資料


*作成:山本 奈美
UP:20080513 REV:
ライフヒストリー  ◇身体×世界:関連書籍 2005- BOOK
 
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