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『そのツラさは、病気です』

西所 正道 20050525 新潮社,255p.


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■西所 正道 20050525 『そのツラさは、病気です』,新潮社,255p. ISBN-10:4104763012 \1300 [amazon][kinokuniya] 

■内容
(出版社/著者からの内容紹介)
全身がだるい、微熱が続く、頭がズキズキ痛い、下痢と便秘を繰り返す、電車に乗ると胸がドキドキ……そのツラさ、原因は分かっていますか。家族や職場の人は理解してくれていますか。「怠けている」と責められていませんか。
うつ病・慢性疲労症候群・過敏性腸症候群・慢性頭痛・パニック障害など、“現代の病”について、医師や患者に徹底取材!もう、一人で悩まないで。

(「BOOK」データベースより)
「どうしてもやる気がでない」、「病名が分からない」、「怠けてると叱られる」とお悩みの方へ。気になる症状の診断方法、患者の体験談、医師のアドバイスが満載。

■著者(「BOOK著者紹介情報」より)
西所 正道
1961年奈良県生まれ。京都外国語大学卒業。著書に『「上海東亜同文書院」風雲録』(角川書店、2001年)、『五輪の十字架』(NHK出版、1996年)がある。1997〜2002年、月刊誌「NHKきょうの健康」で連載を担当するなど、さまざまな病気を取材・執筆している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたもの)

■目次
プロローグ
一章 寝ることさえ辛い――「うつ病」
二章 泥のように重い疲労感――「慢性疲労症候群」
三章 襲来する便意との闘い――「過敏性腸症候群」
四章 “恐怖のネットワーク”の暴走――「パニック障害」
五章 いびきと体の深い関係――「睡眠時無呼吸症候群」
六章 寿命を縮める痛み――「慢性頭痛」
七章 ストレスが骨を壊す――「関節リウマチ」
八章 心のすき間に生まれる愁訴――「更年期障害」
九章 手帳にある見覚えのない約束――「アルツハイマー病」
エピローグ
あとがき

■引用
「自分がかかっている病気を周囲に理解してもらえない。あるいは病気を言い訳にして、怠けているのではないかと誤解される(…)たとえば会社や学校を休むとき、骨折、風邪、インフルエンザといった病名をいえば、納得してもらえる。しかし、頭痛や腹痛の場合は、そうはいかない。(…)なまじ誰もが経験しているだけに、それと同じ程度のものだろうと解釈されてしまうのだろう」p.6-7
「病気のことを知らないか、もしくは診断できない医師がいるということだ。そればかりか、「気のせいだ」、「あまり気にしないように」などと言って治療から遠ざけたり、誤解に基づく治療を行ってしまうこともある。(…)体の不調を押してまじめにやっているのに、「怠けている」、「やる気がない」と誤解されるのは、プライドをズタズタにされるほどの苦しさだろう。そればかりか、会社勤めの人ならば、査定に影響するかもしれないし、家庭では、夫婦関係に亀裂が入ることにもなりかねない。その上、医師にも頼れないとすれば、まさに二重三重の苦しみである。症状が改善しないばかりか、悪化しても何らおかしくない状況なのである」p.7-8
「患者が置かれた状況が少しでも多くの人に伝われば、彼らの気持ちも少しはほぐれるかもしれない。ひいては、病気の治療につながるかもしれない」p.8
「今回取りあげた病気の中には、性格的に生真面目な人ほどかかりやすい、というものが少なくなかった。生真面目な人というのは、「怠けているんじゃないか」と周囲に思われたくないために、よけいに頑張る傾向がある。休んだ方がいいのに、無理をする。そうして病気を悪化させてしまう。もし周囲が「怠けているわけじゃない」ことだけでも理解していれば、患者は回復に向けて大切な一歩を踏み出すことができるのである。」p.250


*作成:山口 真紀
UP:20090606 REV:
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