『中国の血』

Haski, Pierre　20050420　Le sang de la Chine: Quand le silence tue, Grasset & Fasquelle, 228p.
＝20060210　山本知子訳，文藝春秋，219p.

last update:20151219

■Haski, Pierre（ピエール・アスキ）　20050420　Le sang de la Chine: Quand le silence tue, Grasset & Fasquelle, 228p. 　＝20060210　山本知子訳　『中国の血』，文藝春秋，219p. 　ISBN-10: 4163679103　ISBN-13: 978-4163679105　1619＋税　[amazon] ／[kinokuniya]

■内容

中国当局に売血をすすめられ、エイズに感染した農民が治療も受けられず次々に死んでいく大惨事を描く、中国の暗部をえぐる衝撃のレポート。「どうせおまえたちはみんな死ぬんだ」万博、オリンピック、宇宙開発に沸く発展の陰で貧困と病苦にあえぎながら無視され、蔑まれる農民たちの声、顔、名前を刻み、中国共産党政権の棄民政策を告発する。北南フェスティバル・メディア賞受賞作品。

■著者略歴

日刊紙『リベラシオン』記者。パリのジャーナリスト専門学校(CFJ)卒業後、フランス・プレス通信社の南アフリカ特派員となる。 1981年から『リベラシオン』の記者としてアフリカ、ヨーロッパ、外交担当。その後、エルサレム特派員、外信部長を経て、2000年8月から北京特派員。

■訳者略歴

早稲田大学政治経済学部卒。東京大学新聞研究所研究課程修了。ノンフィクションを中心に、児童書から医学関連書まで幅広いジャンルを手がける仏語翻訳家。

■目次

はじめに

第一章　“エイズ村”にて
第二章　「正義が勝つまで死ぬわけにはいかない」
第三章　混沌とした医療現場
第四章　スキャンダルの発生
第五章　“エイズ時代”
第六章　ウイルスが他のウイルスを隠す
第七章　中国の時代

訳者あとがき

■引用

■書評・紹介

■言及

＊作成：北村健太郎

UP:20151219　REV:

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