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『フラット化する世界――経済の大転換と人間の未 来』

Friedman, Thomas L. 20050400 The World Is Flat : A Brief History of the Twenty-first Century, Farrar, Straus and Giroux

=20060524 伏見威蕃訳『フラット化する世界――経済の大転換と人間の未来』,日本経済新聞社,393p./425p.


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■Friedman, Thomas L. 20050400 The World Is Flat : A Brief History of the Twenty-first Century, Farrar, Straus and Giroux
=20060524 伏見威蕃訳『フラット化する世界――経済の大転換と人間の未来』,日本経済新聞社,393p. ISBN-10: 4532312795 ISBN-13: 9784532312794 1900+税
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425p. ISBN-10: 4532312809 ISBN-13: 9784532312800 1900+税
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* 1st edition, Farrar, Straus and Giroux, 2005, ISBN 0-374-29288-4―The original jacket illustration, reproducing a painting called "I Told You So" by Ed Miracle, depicting a sailing ship falling off the edge of the world, was changed during the print run due to copyright issues.[3]
* Audio book, Audio Renaissance, 2005, ISBN 1-59397-668-2
* 2nd edition ("Updated and expanded"), Farrar, Straus and Giroux, 2006, ISBN 0-374-29279-5
* 2nd revised and expanded edition ("Further Updated and Expanded: Release 3.0"), Farrar, Straus and Giroux, 2007, ISBN 0-374-29278-7

■ピュリツァー賞を3度受賞したジャーナリストが、インド、中国、日本、欧米諸国の経営者や政治家らへの綿密な取材をもとに、今われわれの目前で起きてい る巨大な変化を鮮やかに活写する。
全米で社会現象を引き起こした超ベストセラーが、アップデート&増補版からの翻訳で登場。
第1部 世界はいかにフラット化したか(われわれが眠っているあいだに;世界をフラット化した一〇の力;三重の集束;大規模な整理)
第2部 アメリカとフラット化する世界(アメリカと自由貿易―リカードはいまも正しいか?)
コロンブスは間違っていた。今の地球は「フラット」だ。
経済と社会に起きている壮大な変化を解き明かし、新しい繁栄のモデルを示す!

この本に書かれているのは5年後の「現実」だ!
21 世紀で最も重要な出来事は、ITとグローバリゼーションの結合がもたらした世界の「フラット化」だ! インドや中国へのアウトソーシングは、かつてない規 模で日本人やアメリカ人の仕事を奪っていく。その一方で、Googleやブログの発展は、まったく新しい産業を生み出している。この急速な変化を、国家、 企業、個人はどうやって乗り切ればいいのか・・・。ビジネスはおろか、人類と社会のあらゆる局面を変貌させる大変化を壮大なスケールで描く超話題作が、 アップデート&増補版からの翻訳で登場。

「世界のフラット化」によって仕事を奪われないために、先進国の人々は何をすべきなのか?子供たちの世代がインドや中国との競争に勝ち抜くには、どんな教 育や社会システムを作る必要があるのか?企業はどう対処すべきなのか?本書後半では、フラット化という重大な試練を乗り越えるための具体的な方法を論じ る。
そして、フラット化がもつ真の可能性が明らかになる。

■著者紹介
トーマス・フリードマン(Thomas L. Friedman)
ニューヨーク・タイムズ紙コラムニスト。1953年ミネソタ州ミネアポリス生まれ。ブランダイス大学卒業後、オックスフォード大学で現代中東研究により修 士号を取得。UPI通信に入社し、1年間ロンドン支局で勤務した後、ベイルートに派遣される。1979年から1981年まで特派員生活を送った後、ニュー ヨーク・タイムズ社に移り、1982年ベイルート支局長を命じられた。赴任直後にイスラエルによるレバノン侵攻が起こる。この戦争の報道によって1983 年のピュリツァー賞を受賞。1984年から1988年までエルサレムに派遣されたフリードマンは、イスラエルに関する幅広く公平な報道によって、1988 年に再び同賞を得る。これらの体験をもとに書き上げた『ベイルートからエルサレムへ』は翌1989年の全米図書賞を受賞した。クリントン時代にホワイトハ ウス担当首席記者をつとめた後、1995年からは外交問題コラムニストとなる。2002年、テロが全世界におよぼす脅威についての執筆活動が認められ、3 度目のピュリツァー賞を受賞。著書に世界的なベストセラーとなった『レクサスとオリーブの木』などがある。

■訳者紹介
伏見威蕃(ふしみ・いわん)
翻訳家。1951年生まれ、早稲田大学商学部卒。ノンフィクションからミステリー小説まで幅広い分野で活躍中。
<主な訳書>
『ブッシュの戦争』(ボブ・ウッドワード著)
『ディープ・スロート』(ボブ・ウッドワード著)
『アメリカの秘密戦争』(セイモア・ハーシュ)
『イエスの王朝』(ジェイムズ・D・テイバー)
ほか、いずれも映画化された『ブラックホーク・ダウン』、『プライベート・ライアン』など訳書多数。

■目次

(上)
序文
第1部 世界はいかにフラット化したか
 第1章 われわれが眠っているあいだに
 第2章 世界をフラット化した10の力
  フラット化の要因1 ベルリンの壁の崩壊と、創造性の新時代
  フラット化の要因2 インターネットの普及と、接続の新時代
  フラット化の要因3 共同作業を可能にした新しいソフトウェア
  フラット化の要因4 アップローディング:コミュニティの力を利用する
  フラット化の要因5 アウトソーシング:Y2Kとインドの目覚め
  フラット化の要因6 オフショアリング:中国のWTO加盟
  フラット化の要因7 サプライチェーン:ウォルマートはなぜ強いのか
  フラット化の要因8 インソーシング:UPSの新しいビジネス
  フラット化の要因9 インフォーミング:知りたいことはグーグルに聞け
  フラット化の要因10 ステロイド:新テクノロジーがさらに加速する
 第3章 三重の集束
 第4章 大規模な整理
第2部 アメリカとフラット化する世界
 第5章 アメリカと自由貿易――リカードはいまも正しいか?
索引

(下)
第2部 アメリカとフラット化する世界(承前)
 第6章 無敵の民――新しいミドルクラスの仕事
 第7章 理想の才能を求めて――教育と競争の問題
 第8章 静かな危機――科学教育にひそむ恥ずかしい秘密
 第9章 これはテストではない
第3部  発展途上国とフラット化する世界
 第10章 メキシコの守護聖人の嘆き
第4部 企業とフラット化する世界
 第11章 企業はどう対処しているか
第5部 地政学とフラット化する世界
 第12章 フラットでない世界――銃と携帯電話の持込みは禁止です
 第13章 ローカルのグローバル化――新しい文化大革命が始まる
 第14章 デルの紛争回避理論――オールド・タイムvsカンバン方式
結論 イマジネーション
 第15章 2つの選択肢と人間の未来――11・9vs9・11
謝辞
訳者あとがき
索引


 作成:橋口 昌治
UP:20071229
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