『おっぱいの詩――21歳の私が、どうして乳がんに?』
大原 まゆ 20050310 講談社,270p.
last update:20110314
■大原 まゆ 20050310 『おっぱいの詩――21歳の私が、どうして乳がんに?』,講談社,270p. ISBN-10:4062124912 ISBN-13: 978-4062124911 \1500 [amazon]/[kinokuniya] ※ c09
■内容
内容(「BOOK」データベースより)
10年生存率75パーセントだけど私は、けっこう幸せ!私のような20歳前後の乳がん患者は、統計上ゼロパーセントなんだそうです。でも、「楽しいことはしっかり楽しみ、悲しいことには慣れる」の精神で、免疫力アップ!仕事も恋愛もがんばるぞ!生きる勇気がわいてくる本。
出版社 / 著者からの内容紹介
10年生存率75パーセント だけど私は、けっこう幸せ!
私のような20歳前後の乳がん患者は、統計上ゼロパーセントなんだそうです。でも、「楽しいことはしっかり楽しみ、悲しいことには慣れる」の精神で、免疫力アップ!仕事も恋愛もがんばるぞ!
「この写真を見る限り、9割の確率で悪性です」私の右胸のしこりのレントゲン写真を見ながら、やさしい目をしたその先生は、穏やかな口調で私と付き添いの母にそう言った。9割の確率で悪性……ということは、つまり、たぶん「がん」だってこと?がんという病気とは、まぁいろいろな事情からしてこの先私も無縁ではないと思っていたが、それはあくまでもずっと先の話。女性特有のがんの中で、若いうちから気をつける必要があるのは子宮がんくらいで、乳がんは、今の私にはこれっぽっちの可能性もないと思っていたのだ。<「第1章 右胸の異物」より>
■目次
第1章 右胸の異物(まさか、21歳の私が…;「なんだ、コレ?」 ほか)
第2章 入院、手術、放射線治療(お箸の正しい持ち方;いざ、出陣 ほか)
第3章 抗がん剤治療(脱毛はぜったいにイヤだ!;ミエコとサエコ ほか)
第4章 きっと私はがんばれる!(おっぱいの詩;ポジティブ・アクション・クラブ ほか)
■引用
■書評・紹介
■言及
*作成:永橋 徳馬