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『統合失調症 正しい理解と治療法』(健康ライブラリーイラスト版)

伊藤 順一郎(いとう・じゅんいちろう)監修 200503 講談社,102p.

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last update: 20211117


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■伊藤 順一郎監修 200503 『統合失調症 正しい理解と治療法』(健康ライブラリーイラスト版),講談社,102p. ISBN-10:4062593424 ISBN-13:978-4062593427 1200+ [amazon][kinokuniya] ※ m

■内容

kinokuniyaより

出版社内容情報
aひと目でわかるイラスト図解
《講談社 健康ライブラリーイラスト版》

今でも誤解や偏見が多い統合失調症。
どうして起こる? どうやって治療する? これからどうしたらいい?……
病気のしくみをはじめ、急性期・消耗期・回復期といったステージごとの症状と薬物療法、
社会復帰へ向けての注意点をイラストでやさしく解説。
家族全員で病気を理解し、正しくつき合っていくための知識と方法を満載した決定版。
健康ライブラリー・イラスト版シリーズのロングセラー。

[まえがきより]
本書は、患者さんとその家族が、統合失調症を正しく理解し、適切につき合っていくために知っておいてほしいことをまとめました。治療や対処法を病気のステージに沿って、解説し、患者さん、ご家族それぞれの立場にそくしたアドバイスをあげるなど、「すぐに役に立つこと」を重視して編集してあります。本書が、統合失調症という病気を正しく理解し、正しくつき合っていくうえで助けになれば、この上ない喜びです。

《本書の主な内容》
【理解度チェック】ちゃんとわかっていますか? 統合失調症
《1.こんなときどうする? 症状とその対処法》
急性期の対応
消耗期の対応
回復期の対応

《2.どうして起こる? 病気のしくみを理解する》
なぜ起こる?
前ぶれに注意

《3.どうやって治療する? 薬の働き、効果をよく知る》
受診のタイミング
本人が受診しないとき
薬の種類
副作用
急性期の薬
消耗期の薬
回復期の薬
薬とのつき合い方
病名を伝えるとき

《4.これからどうする? 社会復帰へ向けて》
なぜリハビリが必要か
リハビリの第一歩
リハビリとは何か
どんな場があるか
どうやって利用する?
気持ちと病気の関係
接し方のポイント
再発を防ぐ
自殺に注意する

《5.この先どうなる? 長く病気と向き合うために》
知っておきたい
復学、復職の準備
やりがいを実感する
結婚、出産について
一人暮らしに向けて
経済的支援

【理解度チェック】ちゃんとわかっていますか? 統合失調症
《1.こんなときどうする? 症状とその対処法》
【知っておきたい】病気は3つのステージを経ていく
【急性期の対応】1.説得しない、否定しない、言いなりにならない/2.症状の背景には「理由」がある/3.よけいな情報を遮断し静かな環境をつくる
【消耗期の対応】1.ぼんやりしがちで睡眠時間も長くなる/2.「急がば回れ」を周囲の人が肝に銘じる
【回復期の対応】1.「少しずつ」「好きなことから」できるように/2.ためしにやってみる気持ちを大切にする
《2.どうして起こる? 病気のしくみを理解する》
【知っておきたい】統合失調症という病気の特徴
【なぜ起こる?】1.ストレスの大きさと受け止める力が関係する/2.脳内物質のバランスが乱れる/3.周囲に過敏になって混乱をきたす
【前ぶれに注意】不眠、無気力、あせり感が現れる
《3.どうやって治療する? 薬の働き、効果をよく知る》
【受診のタイミング】できるだけ早く家族だけでも相談を
【本人が受診しないとき】「何が心配か」をはっきり伝えて促す
【薬の種類】よく使われる薬の特性、働きを知っておこう
【副作用】気になる症状は早めはやめに相談する
【知っておきたい】主な薬の種類と名称
【急性期の薬】薬を確実に使って症状を抑え込む
【消耗期の薬】1.「十分すぎる」と感じるまで休む/2.生活に合わせて、のみ方を調整する
【回復期の薬】薬の大切さをもう一度考えるとき
【薬とのつき合い方】患者さんも家族も薬を正しく理解する
【病名を伝えるとき】特殊なことだと思わない、思わせない
《4.これからどうする? 社会復帰へ向けて》
【知っておきたい】【なぜリハビリが必要か】【リハビリの第一歩】【リハビリとは何か】【どんな場があるか】
【どうやって利用する?】【気持ちと病気の関係】【接し方のポイント】【再発を防ぐ】【自殺に注意する】
《5.この先どうなる? 長く病気と向き合うために》
【知っておきたい】【復学、復職の準備】【やりがいを実感する】
【結婚、出産について】【一人暮らしに向けて】【経済的支援】


■著者紹介

kinokuniyaより

伊藤 順一郎[イトウジュンイチロウ]
1954年東京都生まれ。千葉大学医学部卒業後、旭中央病院精神科、千葉大学医学部付属病院精神科を経て、国立精神・神経センター精神保健研究所に勤務。1994年、社会復帰相談援助技術研究室室長、2000年より社会復帰相談部部長。専門は統合失調症の患者さんの治療と社会復帰、家族支援。日本家族研究・家族療法学会評議員、日本精神障害者リハビリテーション学会常任理事


■目次

1 こんなときどうする?症状とその対処法(知っておきたい―病気は3つのステージを経ていく;急性期の対応(説得しない、否定しない、言いなりにならない;症状の背景には「理由」がある;よけいな情報を遮断し、静かな環境をつくる) ほか)
2 どうして起こる?病気のしくみを理解する(知っておきたい―統合失調症という病気の特徴;なぜ起こる?(ストレスの大きさと、受け止める力が関係する;脳内物質のバランスが乱れる;周囲に過敏になって混乱をきたす) ほか)
3 どうやって治療する?薬の働き、効果をよく知る(受診のタイミング―できるだけ早く、家族だけでも相談を;本人が受診しないとき―「何が心配か」をはっきり伝えて促す ほか)
4 これからどうする?社会復帰へ向けて(知っておきたい―ストレスと病気の関係;なぜリハビリが必要か―「生活のしづらさ」を和らげる練習をする ほか)
5 この先どうなる?長く病気と向き合うために(知っておきたい―ほとんどの人は病気をコントロールしている;復学、復職の準備―起こりそうな問題に備えておこう ほか)


■引用



■書評・紹介



■言及





*作成:岩ア 弘泰
UP: 20211117 REV:
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