『地域社会での定住外国人労働者支援――「奈良保証人バンク」の身元保証支援事業から』
福西 淳 20050331 明石書店，p253.
■福西 淳 20050331 『地域社会での定住外国人労働者支援――「奈良保証人バンク」の身元保証支援事業から』，明石書店，p253. ISBN-10:475032079X ISBN-13:978-4750320793 2625 [amazon] w0111
■内容（「MARC」データベースより）
ここ十数年の間に、日本各地で漸増し続けている外国人労働者の定住化の動きに呼応して、地域社会で展開されている各種の支援活動実態の一環を、奈良県北西部に拠点を持つNPO組織の活動に焦点を当てて紹介する。
■著者紹介
福西 淳（ふくにし あつし）
1940年、奈良県生まれ。大阪市立大学経済学部卒業。南カリフォルニア大学大学院中退。放送大学大学院文化科学研究科修士(学術)。毎日新聞社英文記者、外国報道記者、テヘランおよびロサンジェルス特派員等を経て、梅花女子大学教授。文化人類学、比較文化学、国際社会学研究。
■目次
はじめに
プロローグ 外国人労働者を取り巻く状況
パート１ データ――生活相談内容の具体例――
資料Ａ 参与観察（生活相談立会い）記録から
（2002年10月〜2003年9月）
資料Ｂ 事務局への直接持ち込み相談内容（本人との面談、電話、外部からの照会等）
（2003年4月〜8月末）
資料Ｃ 入管申請支援件数統計――入管局／出張所別・月別申請数――
（2002年1月〜2003年8月）
パート２ 分析と考察
第１章 外国人労働者奈良保証人バンクのいま
第２章 参与観察結果分析から見えてくるもの
第３章 ひるがえって12年前は…
第４章 日系人偽造書類の真実証明
第５章 身元保証人制度と「二重の搾取」
第６章 支えとなる住民意識
エピローグ これからの外国人労働者問題を展望する
先行研究から学ぶもの
あとがき
参考文献
身元保証書サンプル
■引用
■書評・紹介
■言及
＊作成：石田 智恵