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BOOK
『貧困と社会的排除――福祉社会を蝕むもの』
岩田 正美・西沢 晃彦編 20050210 ミネルヴァ書房,323p.
last update:20100917
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■岩田 正美・西沢 晃彦編 20050210 『貧困と社会的排除――福祉社会を蝕むもの』,ミネルヴァ書房,323p. ISBN-10: 4623041387 ISBN-13: 978-4623041381 \3675
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p0601
■内容
内容(「BOOK」データベースより)
貧困と社会的排除は、21世紀福祉社会の「中心」にある課題である。福祉の「発展」の中で隠蔽されてきたこの課題に迫るために、第1部で現代日本の貧困と排除を検討する視点をまず論じ、第2部では貧困の実態についてのさまざまな角度や方法による実証研究を収録するとともに、第3部は、戦後日本の具体的な福祉政策が貧困をどのように対象化し、具体的プログラムを展開していったのかを多様な角度から検討する。さらに第4部において、貧困や社会的排除からの出口を模索する。
内容(「MARC」データベースより)
なぜ21世紀になっても貧困が問題となるのか? 隠蔽されてきた日本の貧困と排除を、多面的な角度から明るみに出し、日本の福祉社会を問う。
■著者紹介
(裏表紙折り返し欄より)
岩田正美[イワタマサミ]
1947年生まれ。1971年中央大学大学院経済研究科修士課程修了。博士(社会福祉学)。日本女子大学人間社会学部社会福祉学科教授(社会福祉学)
西沢晃彦[ニシザワアキヒコ]
1963年生まれ。1994年東京都立大学社会科学研究科社会学専攻博士課程単位取得退学。東洋大学社会学部教授
■目次
序章 貧困・社会的排除と福祉社会(岩田 正美)
第T部 現代の貧困を見る視点
第1章 政策と貧困―戦後日本における福祉カテゴリーとしての貧困とその意味―(岩田 正美)
第2章 排除による貧困―東京の都市下層―(西沢 晃彦)
第U部 貧困の分布と諸相
第3章 収入からみた貧困の分布とダイナミックス―パネル調査にみる貧困変動―(濱本 知寿香)
第4章 住宅からみた高齢女性の貧困―「持ち家」中心の福祉社会と女性のハウジング・ヒストリー―(泉原 美佐)
第5章 健康と貧困の相互関係―健康と社会・経済的な状況―(早坂 裕子)
第6章 大都市における貧困の空間分布―1975〜2000年のセグリゲーションの様態―(山口 恵子)
第V部 貧困と政策展開
第7章 「被保護層」としての貧困―「被保護層」は貧困一般を代表するか?―(岩田 正美)
第8章 福祉政策と女性の貧困―ホームレス状態の貧困に対する施設保護―(川原 恵子)
第9章 単身男性の貧困と排除―野宿者と福祉行政の関係に注目して―(北川 由紀彦)
第10章 外国人労働者をめぐる貧困と排除―就労・居住・消費の局面で―(山本 薫子)
第W部 福祉社会への模索
第11章 檻のない牢獄―野宿者の社会的世界―(西沢 晃彦)
第12章 貧困地区の改善戦略について―島団地再生事業の経験から―(平山 洋介)
■言及
橋口 昌治 20090910
「格差・貧困に関する本の紹介」
,立岩 真也・村上 慎司・橋口 昌治 20090910
『税を直す』
,青土社,350p. ISBN-10: 4791764935 ISBN-13: 978-4791764938 \2310
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※ t07.
*作成:
橋口 昌治
更新:
小辻 寿規
UP:20080821 REV:20100917
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