『自由という服従』
数土 直紀 (すど・なおき)20050114 光文社,228p.
■数土 直紀 20050114 『自由という服従』,光文社,228p. ISBN-10: 4334032869 735円 [amazon]
■出版社/著者からの内容紹介
内容(「BOOK」データベースより)
「自由だからこそ、人は権力にとらわれていく」「自由でないことが問題なんじゃない、自由であることが問題なんだ」―そういった直感を、学問というフィールドで表現することはかなり難しいことでした。いくら理屈を積み重ねてもなかなか周囲の人に理解してもらえず、自分は何か決定的な思い違いをしているんじゃないか、そう思うこともありました。そういう試行錯誤を二〇年近く繰り返してきたわけですが、それだけ年を重ねると最初は直感でしかなかったものの姿も、かなりクリアになってきたように思います。この本は、そうやってみえてきた姿を、できるだけわかりやすく説明しようとした結果の産物です。
■目次
第1章 自由なら、幸せですか?
第2章 理由なき服従―W杯代表選考の場合
第3章 抵抗する、という服従―サボタージュするOLの場合
第4章 自由恋愛、という支配―男と女の場合
第5章 一人前になる、という服従―建築労働者の場合
第6章 自由だと、つらいですか?
■紹介・引用
■書評・言及
*作成:西嶋 一泰
UP:20120130 REV:200*****
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