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『グローバル化と社会的排除――貧困と社会問題への新しいアプローチ』

Bhalla Ajit S. & Lapeyre Frèdèric [1999] 2004 Poverty and Exclusion in a Global World, 2nd edition,Palgrave Macmillan, a division of Macmillan Publishers Limited.
=20050420 福原 宏幸・中村 健吾,昭和堂,278p.

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last update: 20190107

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■Bhalla Ajit S. & Lapeyre Frèdèric [1999] 2004 Poverty and Exclusion in a Global World, 2nd edition,Palgrave Macmillan, a division of Macmillan Publishers Limited. =20050420 福原 宏幸・中村 健吾『グローバル化と社会的排除――貧困と社会問題への新しいアプローチ』,昭和堂,278p ISBN-10:4812205115 ISBN-13:978-4812205112 2800+ [amazon][kinokuniya] ※ socialex, p0601

■内容

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内容紹介

「社会的排除」の概念を理解するための恰好の入門書である。グローバル化、規制緩和、そして福祉国家の危機のもとで広がりつつある社会的排除を多角的に掘り下げる。社会的排除は、グローバルな市場の圧力によって創りだされた今日の開発パターンに対して提起されるべき基本問題である。

「BOOK」データベースより

グローバル化、規制緩和、そして福祉国家の危機のもとで広がりつつある社会的排除を多角的に掘り下げる。社会的排除は、グルーバルな市場の圧力によって創りだされた今日の開発パターンに対して提起されるべき基本問題である。

抜粋

「社会的排除」の概念は先ずフランスで発展し、その後イギリスと(EU)欧州委員会によって政治的論争や研究プログラムの中で採用されることになった。(省略)トニー・ブレア首相は社会的排除にまつわる諸問題について、以下のような言葉で簡潔に言及した。「社会的排除は所得の問題にかかわっているが、しかしそれは所得以上の問題である。それは、将来の見通し、ネットワーク、生活の機会に関連している。

著者略歴
「BOOK著者紹介情報」より

バラ,アジット・S.
1939年にインドで生まれたが、現在はスイスの国籍を取得し、スイスに在住している。ジュネーブで経済コンサルタントを営むかたわら、ケンブリッジ大学のシドニー・サセックス・カレッジにおいて上級研究員を務めている。専門の分野はインドと中国をはじめとする発展途上国の開発、貿易、貧困、労働問題である

ラペール,フレデリック
1967年にフランスで生まれ、現在はベルギーのブリュッセルに在住しており、ベルギーのカトリック・ルーヴァン大学で開発経済学の教授を務めている。研究領域は、東欧諸国を中心とした開発経済政策、排除・貧困・不平等の諸問題、グローバル化がもたらす社会への影響などである

福原/宏幸
1954年兵庫県生まれ。1988年大阪市立大学大学院経済学研究科後期博士課程単位取得退学。大阪市立大学大学院経済学研究科教授

中村/健吾
1963年福岡県生まれ。1993年神戸大学大学院文化学研究科(博士課程)単位取得退学。大阪市立大学大学院経済学研究科教授

(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

■目次

1 排除の定義
2 排除実態の分析と観測のための枠組みをめざして
3 失業、不安定な仕事、そして社会的排除
4 先進工業国における排除
5 移行経済諸国―東欧と中央アジア
9 発展途上国における排除
7 グローバル化と排除

■引用


■書評・紹介

◇樋口 明彦 「書評」『部落解放研究』168号
 http://blhrri.org/info/book_review/book_r_0241.htm

■言及

◇橋口 昌治 200908 「格差・貧困に関する本の紹介」, 立岩 真也編『税を直す――付:税率変更歳入試算+格差貧困文献解説』,青土社


*作成:橋口 昌治 更新:岩ア 弘泰
UP: 20090816 REV: 20190107
社会的排除 social exclusion 貧困・格差関係の本  ◇身体×世界:関連書籍  ◇BOOK
 
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