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『デモクラシーの冒険』

姜 尚中・モーリス‐スズキ,テッサ 20041122 集英社新書,269p.

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last update:20160510

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姜 尚中・モーリス‐スズキ,テッサ 20041122 『デモクラシーの冒険』,集英社新書,269p. ISBN-10:4087202666 ISBN-13:978-4087202663 720+ [amazon][kinokuniya]

■内容

一一〇〇万人を超える人類史上最大の反戦運動もむなしく、アメリカとその同盟国は、ついにイラク攻撃に乗りだします。デモクラシーを高らかに謳いあげる国々による圧倒的な暴力は、人々の意志が政策に反映されることのない絶望的な光景を、かえっ・ト浮き彫りにしました。果たして、政治はひと握りの人間によって決定され、他の者たちは粛々とそれに従うほかないのでしょうか?本書では、世界的に進行するデモクラシーの空洞化を多角的に分析しながら、私たちの政治参加の可能性を探ります。日豪屈指の知性による、深くて鋭い盛りだくさんの対話劇。「イラク戦争以後の民主主義入門書」を片手に、いっしょに考えてみませんか。

■目次

序章 ヤギさん郵便、あるいはデモクラシーの議論への誘い
第1章 デモクラシーの空洞化――冷戦構造崩壊後、自由は勝利し、それによって自由な選択肢はなくなった
第2章 グローバル権力の誕生小史・第二次大戦後五〇年――国家と企業の癒着、民営化
第3章 政党、世論、ポピュリズム――デモクラシーのブラック・ボックス
第4章 直接民主主義と間接民主主義――デモクラシー思想の歴史と「外国人」
第5章 間奏曲「月夜の対位法」――デモクラシーは酸素なんだよね
第6章 ふたたび「暮らし」のなかへ――今、私たちに何ができるのか

■引用

■書評・紹介

■言及



*作成:安田 智博
UP:20160510 REV:
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