HOME > BOOK >

『スティグリッツ早稲田大学講義録――グローバリゼーション再考』

藪下 史郎・荒木 一法 200410 光文社新書,200p.


このHP経由で購入すると寄付されます

■藪下 史郎・荒木 一法 200410 『スティグリッツ早稲田大学講義録――グローバリゼーション再考』,光文社新書,200p. ISBN-10: 4334032729 ISBN-13: 978-4334032722 \2600 [amazon][kinokuniya] p0206

■内容(「MARC」データベースより)

アメリカだけが豊かになるシステム
グローバリゼーション――解決策はどこにあるのか?

「非対称情報下の市場経済」の研究によりノーベル経済学賞を受賞し、現在も精力的に世界政治経済システムに警鐘を鳴らし続けているJ・E・スティツグリッツ。早稲田大学で多くの聴衆を魅了した、彼の歯に衣着せぬ情熱的な講義を収録すると共に、その裏側にある理論的背景を丁寧に解説する。グローバリゼーションが人々の反感を呼び、不平等が生じ続けているのはなぜか。IMFが推奨する自由化政策の矛盾と、アメリカ型資本主義の問題点を明らかにし、相互依存が深まる世界における国際機関の改革を訴える。
――新しい政治経済システムを構築するための貴重な論考である。

◎世界経済をダメにしたのは誰だ? IMFの大間違いを斬る!
誰の目からも明らかなように、途上国においては、情報は不完全であり、また、市場は不完備です。「そのような環境では、市場の失敗が非常に起こりやすいので、市場には限界がある」と経済学では訴えていたのです。にもかかわらず、IMFは「市場は完全なのだ」と市場を賛美し、市場原理主義の伝道を続けたのです。本当に奇妙なことが起こったと言わざるをえません。〈講義録より〉

内容(「BOOK」データベースより)
「非対称情報下の市場経済」の研究によりノーベル経済学賞を受賞し、現在も精力的に世界政治経済システムに警鐘を鳴らし続けているJ・E・スティグリッツ。早稲田大学で多くの聴衆を魅了した、彼の歯に衣着せぬ情熱的な講義を収録すると共に、その裏側にある理論的背景を丁寧に解説する。グローバリゼーションが人々の反感を呼び、不平等が生じ続けているのはなぜか。IMFが推奨する自由化政策の矛盾と、アメリカ型資本主義の問題点を明らかにし、相互依存が深まる世界における国際機関の改革を訴える。―新しい政治経済システムを構築するための貴重な論考である。

■紹介・言及

橋口 昌治 200908 「格差・貧困に関する本の紹介」, 立岩 真也編『税を直す――付:税率変更歳入試算+格差貧困文献解説』,青土社


UP:20090816 REV:
経済(学) economics   ◇グローバリゼーション  ◇格差・貧困に関する本の紹介  ◇身体×世界:関連書籍  ◇BOOK
TOP HOME(http://www.arsvi.com)