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『高齢者とジェンダー―ひとりと家族のあいだ』

20090201 『高齢者とジェンダー―ひとりと家族のあいだ』(hiroshima1000シリーズ11),ひろしま女性学研究所,154p.


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■春日キスヨ 20090201 『高齢者とジェンダー―ひとりと家族のあいだ』(hiroshima1000シリーズ11),ひろしま女性学研究所,154p. ISBN-10: 4907684193 ISBN-13: 978-4907684198 1260  [amazon][kinokuniya] ※

※以下、http://www.enjoy.ne.jp/~kazokusha/Ftop2.html、http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4907684193.html参照。

■内容

 『介護とジェンダー』(1997)は「どうして女ばかりが看取るのか?」という問いに、春日が答えた「魂の届く研究書」(上野千鶴子)として注目され、山川菊栄賞を受賞。あれから10年、著者は「高齢者介護と家族」を研究しつづけた今、「日本の家族は大きく変わった」という。その変化を「高齢者の孤独」「高齢者をめぐる家族の変化」「高齢者虐待」「高齢者を支援するということ」の四章を通して読み解き、再び問う。「一人で生きるときも生きる支えとなる『家族』をどうすればつくることができるのか」と。

■著者紹介

春日キスヨ[カスガキスヨ]
京都精華大学・安田女子大学教授等を経て、2006年から松山大学人文学部社会学科教授。専攻は家族社会学、ケアの社会学。父子家庭の生活問題、高齢者の介護問題など、家族問題について現場の支援者たちと協働で研究。2000年以降は介護保険開始にともなって新たに浮上してきた家族問題を「処遇困難ケース」や「高齢者虐待問題」を通して研究。著書に『介護とジェンダー』(家族社・1998年山川菊栄賞受賞)ほか。
(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

■目次


第1章 高齢者の孤独(葬式写真;浜辺の庭掃除 ほか)
第2章 高齢者をめぐる家族の変化(“引きこもり”の子を持つ親が要介護者になるとき;“昭和一桁以降”世代の介護問題 ほか)
第3章 高齢者虐待(「高齢者虐待防止・養護者支援法」施行によせて;高齢者虐待とジェンダー ほか)
第4章 高齢者を支援するということ(ホームヘルパーは専門職;あるグループホームを訪ねて ほか)


UP:20090609 REV:
老い  ◇フェミニズム (feminism)/家族/性…  ◇身体&世界:関連書籍 2005-  ◇BOOK 
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