『炭鉱町に咲いた原貢野球――三池工業高校・甲子園優勝までの軌跡』
澤宮 優 20040510 現代書館,300p.
last update:20110716
■澤宮 優 20040510 『炭鉱町に咲いた原貢野球――三池工業高校・甲子園優勝までの軌跡』,現代書館,300p. ISBN-10:4768468780 ISBN-13:978-4768468784 \2100 [amazon]/[kinokuniya] ※ nt10
■内容
出版社/著者からの内容紹介
1965年福岡県代表・大牟田市の三池工業高校が夏の甲子園大会で奇跡の優勝。炭鉱不況と労働争議に揺れた町を甦らせた球児たちのひたむきな生き方と熱血・原監督のリーダー像を描く。可能性を信じて闘った1960年代の若者群像を活写した感動のスポーツノンフィクション。写真多数。原辰徳氏推薦。
内容(「MARC」データベースより)
昭和40年、甲子園高校野球大会で福岡代表の三池工業高校が優勝。炭鉱労働者争議で町が二分化され流血の争いの中に、少年たちがもたらした栄光と希望の軌跡を描く。高度成長期、貧しさの中に生きた少年たちの感動秘話。
出版社からのコメント
原辰徳氏の推薦文を帯に付した、感動のノンフィクションです。1965年という時代は高校球児たちにどう映っていたのか? 不況・リストラ・労働争議そして炭塵爆発事故とつらい日常の中、白球に夢を託し栄冠を勝ち取った若者たちの、その後の人生を追った本書は、厳しい時代を懸命に生きるすべての人に送るエールです。
カバーの折り返し
原辰徳氏推薦! 「三池工の優勝が僕の野球人生の原点です。三池工のお兄ちゃん、そしてお父さん、僕に野球の素晴らしさ、人生の感動を教えてくれてありがとう! 僕の大きな宝物です。」
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
沢宮 優
ノンフィクションライター。1964年熊本県生まれ。青山学院大学文学部卒業、早稲田大学第二文学部卒業。現在はサラリーマンのかたわら、作品を書いている。2003年1月に刊行された『巨人軍最強の捕手』(晶文社)で戦前の巨人軍の名捕手吉原正喜の生涯を描き、第14回ミズノスポーツライター賞優秀賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
■目次
プロローグ
第一章 大牟田という町
第二章 熱血指導の始まり
第三章 甲子園までの序章
第四章 いざ甲子園へ
第五章 選手たちの証言
第六章 奇跡への序章
第七章 まさかのボーク
第八章 ベスト4進出
第九章 運命の決勝戦
第十章 快挙は再び起こらず
三池工と現在の高校野球――あとがきにかえて
参考資料
■引用
■書評・紹介
■言及
*作成:樋口 也寸志