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『21世紀の現実(リアリティ)――社会学の挑戦』

宮台 真司・鈴木 弘輝 編著 20040520 ミネルヴァ書房,288p.

last update:20110926

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宮台 真司・鈴木 弘輝 20040520 『21世紀の現実(リアリティ)――社会学の挑戦』,ミネルヴァ書房,288p. ISBN-10:4623040216 ISBN-13:978-4623040216 \2600 [amazon][kinokuniya] ※ s e02 s03

■内容

内容(「BOOK」データベースより)
21世紀を迎えた現代社会とはいかなる社会か?いま、社会学にできることは何か?社会学者・宮台真司とそのゼミに集う面々が、時代の最先端の「フィールド」に飛び込んで得たヴィヴィッドな社会学的知見を再び社会に投げ返す、スリリングな論文集。

内容(「MARC」データベースより)
21世紀を迎えた現代社会とはいかなる社会か。社会学者宮台真司とそのゼミに集う面々が、時代の最先端の「フィールド」に飛び込んで得たヴィヴィッドな社会学的知見をふたたび社会に投げ返す、スリリングな論文集。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
宮台 真司
1959年生まれ。東京都立大学人文学部助教授。社会学博士

鈴木 弘輝
1970年生まれ。東京都立大学大学院社会科学研究科社会学専攻博士課程在学中。私立高校の講師として政治・経済、現代社会等を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

■目次

本書のねらいと構成

第1部 「大人/若者/子ども」のゆるやかな境界
 第1章 ポピュラー文化の危機――ジャニーズ・ファンは"遊べているのか"
  1 衰退する日本のポピュラー文化
  2 ポピュラー文化のこれまで
  3 ポピュラー文化の現在――ジャニーズ系男性アイドルのファン文化を事例に
  4 ポピュラー文化のこれから
 第2章 友達母娘のなにがわるい?――「家族の中の若者」という視点
  1 家族の中の若者
  2 社会学における青年・若者研究の変遷
  3 親子関係の現在
  4 これからの親子関係を考える
 第3章 「ゆとり」に惑わされる生徒たち――社会システム理論からみる学校教育の現状
  1 学校教育の現状を中学受験事情にみる
  2 日本の戦後教育史から論点を探り出す
  3 ルーマンの社会システム理論を再考する
  4 生徒の学校生活の現状を考察する

第2部 社会関係を通じて構築される「私」
 第4章 「人」を愛するとはどのようなことなのか?――「愛」の社会的機能
  1 「同性愛」の現在
  2 「セクシュアリティ」の近代
  3 「性愛」の理論
  4 技巧としての「同性愛」
 第5章 思い出をつくる若者たち――現代的事故の記憶論的アプローチ
  1 思い出に反応する若者たち
  2 自己と記憶の社会性
  3 『アウフォト』で交わされる思い出
  4 記憶に彩られた現代的自己

第3部 国家からの自由/国家が基礎づける自由
 第6章 韓日マンガシステム比較――週刊マンガ雑誌と、作家たちの世代論
  1 「日本」の社会的他者としての「韓国」
  2 日本が生んだ週刊マンガ雑誌システム
  3 韓国マンガシステムの変遷
  4 韓国という鏡に映った日本
 第7章 その先のインターネット社会――アーキテクチャを支える思想へ
  1 転換期に立つインターネット
  2 インターネット技術の文化的前提
  3 ネットの自由を守る責任主体
  4 アーキテクチャと「設計の思想」

終章 社会学からの全体性の脱落に抗して、いま何が必要なのか
 初学者のための補注と文献案内

■引用

■書評・紹介

■言及



*作成:樋口 也寸志
UP:20110926 REV:
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