『医療大転換期の病医院経営戦略マニュアル・シリーズ No.8 2004年度診療報酬改定 ポイント解説と病医院経営シミュレーション』
川渕 孝一 監修・最新医療経営「フェイズ3」編集部編集・工藤 高 著 20040515 日本医療企画，133p.
■川渕 孝一 監修・最新医療経営「フェイズ3」編集部編集・工藤 高 著 20040515 『医療大転換期の病医院経営戦略マニュアル・シリーズ No.8 2004年度診療報酬改定 ポイント解説と病医院経営シミュレーション』，日本医療企画，133p. ISBN-10:4890416242 ISBN-13:978-4890416240 2500 ［amazon］ ※ b me ms
■内容紹介
内容（「MARC」データベースより）
2004年度診療報酬改定について、医療技術の適正な評価など主要項目を解説する。また、タイプ別影響度シミュレーションとして、急性期病院、ハイケアユニット入院医療管理料、亜急性期入院医療管理料にわけて詳述。
■著者略歴
(「BOOK著者紹介情報」より)
川渕 孝一
1959年、富山県生まれ。83年、一橋大学商学部卒業、86年、シカゴ大学経営大学院にてMBA取得。民間企業勤務の後、国立医療・病院管理研究所(現在の国立保健医療科学院)、国立社会保障・人口問題研究所勤務(併任)、日本福祉大学経済学部教授、日医総研主席研究員などを経て、東京医科歯科大学大学院教授、経済産業研究所ファカルティ・フェロー(現職)。主な研究テーマは医療経済、医療政策など
工藤 高
1958年生まれ。81年、日本大学経済学部経済学科卒業。同年4月、(医)河北総合病院医事課入職。同院医事係長、亀田総合病院の分院である(医)鉄蕉会森の里病院医事課長、情報企画室長などの病院勤務を経て、99年よりメディカル・マネジメント・オフィス代表。大東文化大学環境創造学部非常勤講師、 (株)矢野経済研究所事業戦略部医療専門研究員も兼務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
■目次
第1部 2004年度改定の意味するもの――ケースミックス色濃く反映し、病棟単位から患者単位の評価へシフト
財源の厳しさ浮き彫りになったが、エビデンスにもとづく評価目立つ
ケースミックスの積極的な導入で包括化進む
今後はコストに基づきアウトカムまで評価する改定へ
先端医療の評価にネガティブな傾向――設備投資控え進めば、患者の海外流出も
第2部 主要項目解説――改革と反省が混在した内容、経営安定には届出医療の質アップが不可欠
はじめに
04年度診療報酬改定の概要解説
Ⅰ基本的考え方
Ⅱ主な改定内容
Ⅲ以下の改定内容（主要項目）
１医療技術の適正な評価
（１）難易度、時間、技術力などを踏まえた評価
（２）重症化予防などの評価
（３）医療技術の評価、再評価
２医療機関のコストなどの適切な反映
（１）疾病の特性等に応じた評価
（２）医療機関などの機能に応じた評価
（３）その他のコストの適切な評価
３患者の視点の重視
（１）情報提供の推進
（２）患者による選択の重視
４その他
５改定の対応策はあるのか
第3部 タイプ別影響度シミュレーション
１急性期病院
２ハイケアユニット入院医療管理料
３亜急性期入院医療管理料
資料
１平成16年度社会保険診療報酬等の改定概要
２「疑義解釈資料の送付について」Q&A)
■書評・紹介・言及
＊作成：鹿島 萌子