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『コーヒーの真実――世界中を虜にした嗜好品の歴史と現在』

Wild, Antony 20040315 Coffee : A Dark History, Fourth Estate Ltd, 336p.
=20070525 三角 和代 訳,白揚社,323p. 3500+税

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last update:20161124

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■Wild Antony 20040315 Coffee : A Dark History, Fourth Estate Ltd, 336p.  =20070525 三角 和代 訳 『コーヒーの真実――世界中を虜にした嗜好品の歴史と現在』,白揚社,323p.  ISBN-10: 4826990413 ISBN-13: 978-4826990417 3500+税  [amazon][kinokuniya]

■内容

コーヒーの誕生からスターバックスまで。世界を変えた琥珀色の液体。 イスラム神秘主義、鄭和の宝船艦隊、フリーメーソン、ウィーン包囲、ランボー、ナポレオン、奴隷貿易、南北問題、グローバリゼーション、CIA、遺伝子組み換え、 エスプレッソ、フェアトレード……ほか。

■著者略歴

アントニー・ワイルド
イギリスにおける第一級の焙煎業者の買い付け責任者を一三年間勤め、イギリスにスペシャルティ・コーヒーを紹介した人物として広く認められる。 その後コンサルタントおよびジャーナリストとして活動。専門は植民地主義とその歴史。

三角和代
福岡県生まれ。西南学院大学文学部外国語学科英語専攻卒業。旅行会社勤務ののち、翻訳家として活動。

■目次

はじめに
プロローグ

1章 わたしたちとコーヒー
2章 コーヒー文化の起源
3章 中国の茶、トルコのコーヒー、そしてウィーンのカフェ
4章 種子をめぐる攻防戦
5章 近代社会はコーヒー・ハウスから
6章 モカの凋落
7章 奴隷制とコーヒー植民地
8章 ナポレオンの大陸封鎖と代用コーヒー
9章 コーヒーの要衝セントヘレナ
10章 ブラジルはいかにしてコーヒー王国になったか
11章 大博覧会の水晶宮で
12章 コーヒー商人アルチュール・ランボー
13章 コーヒーの現在(いま)
14章 コーヒー、科学、マーケティング
15章 陰謀と策略――アメリカ合衆国の黒い影
16章 フェアトレード
17章 エスプレッソ――コーヒー界のエスペラント
18章 ベトナム、そして闇の奥

結び
補遺――クシでの発見

訳者あとがき
著訳者紹介

■出版社からのコメント

現在、コーヒー産業で生活を支える人の数は世界で1億2500万人にのぼると言われます。 そもそもエチオピア原産とされるこの小さな豆が、民主主義や秘密結社を生み出し、植民地帝国主義の原動力となり、大航海時代から、 グローバリゼーションの現代にいたるまで、世界の歴史を動かしてきました。 また、コーヒーの歴史は世界的な覇権争いの歴史でもあります。巨大な資本力や政治力がコーヒー・マーケットを巡って熾烈な争いを繰り広げています。 今、この世界で何が起きているのか、あなたが飲む一杯のコーヒーの背後に見え隠れする人類の過去・現在・未来を読む一冊です。

■関連書籍

◆Standage, Tom 20050519 A History of the World in 6 Glasses, Walker Books, 311p. =20070320 新井 崇嗣 訳  『世界を変えた6つの飲み物――ビール、ワイン、蒸留酒、コーヒー、紅茶、コーラが語るもうひとつの世界史』,インターシフト,325p.  ISBN-10: 4772695079 ISBN-13: 978-4772695077 2300+税  [amazon][kinokuniya]

■引用

■書評・紹介

■言及



*作成:北村 健太郎
UP:20161124 REV:
グローバリゼーション  ◇所有論  ◇経済学  ◇身体×世界:関連書籍  ◇BOOK
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