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『ジェンダー化する社会――労働とアイデンティティの日独比較史』

姫岡 とし子 200403 岩波書店,229p.


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姫岡 とし子 200403 『ジェンダー化する社会――労働とアイデンティティの日独比較史』,岩波書店,229p. ISBN-10: 4000268503 ISBN-13: 978-4000268509 \2600 [amazon][kinokuniya] p0206

■内容(「MARC」データベースより)

「男は仕事,女は家庭」―男/女の差異を本質的なものとみなす社会は,いかにしてつくられたのか.日本とドイツにおける織物業の近代化と,社会政策・保険制度の形成,そしてそれらがもたらした家族観・職業意識の変容を解明する.「労働のジェンダー化」という観点から,近代史研究に新たな視座を拓く.

内容(「BOOK」データベースより)
「男は仕事、女は家庭」―男/女の差異を本質的なものとみなす社会は、いかにしてつくられたのだろうか。伝統的に、製織労働の担い手が女性であった日本と、男性であったドイツ。両社会において、それらの労働にはどのような意味づけが行われ、また繊維工業の近代化はどのような道程を辿ったのか。そして、労働の近代化は、社会政策・保険制度の形成とあいまって、人びとの家族観や職業意識にいかなる変容をもたらしたのか。「労働のジェンダー化」という観点から、近代史研究に新たな視座を拓く。

■紹介・言及

橋口 昌治 200908 「格差・貧困に関する本の紹介」, 立岩 真也編『税を直す――付:税率変更歳入試算+格差貧困文献解説』,青土社


UP:20090816 REV:
フェミニズム (feminism)/家族/性…  ◇格差・貧困に関する本の紹介  ◇身体×世界:関連書籍  ◇BOOK
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