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『沈黙のはてに』
Stratton, Allan, 20040201,
Chanda’s Secrets
, Annick Press Led., 200p.
=20060120 さくま ゆみこ訳,あすなろ書房, 352p.
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last update:20160812
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■Stratton, Allan, 20040201,
Chanda’s Secrets
, Annick Press Led., 200p. =20060120,さくま ゆみこ訳 『沈黙のはてに』,あすなろ書房, 352p. ISBN-10: 4751521985 ISBN-13: 978-4751521984 1500+税
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■内容
真実は知りたくなかった。口にするのも恐ろしかった。アフリカのかたすみに生きる家族の物語。チャンダ・カベロには、だれにも言えない秘密があった。 16歳の少女が語るアフリカの過酷な現実を伝える衝撃作。世界中が注目するヤングアダルト文学が、イギリス、アメリカ、韓国ほかで続々刊行!
■目次
第1部
第2部
第3部
第4部
エピローグ
訳者あとがき
■著者より
サハラ以南のアフリカには、それぞれ独自の政治的、社会的、文化的歴史をもった独立国がいくつもあります。 『沈黙のはてに』は、ひとりの若い女性とその家族についての個人的な物語です。 物語の舞台は架空の国で、現存する特定の国がかかえる問題をあらわしているものではありません。 またこの物語は、さまざまな差異や歴史や体験をもつサハラ以南の広大なアフリカを包括しようとするものでもありません。 同様に登場人物も架空の存在です。
■引用
[…]「ウソや、隠し事は、もうたくさん。不安におびえるのも、もうたくさんなんです。エイズなんか恥ずかしくない。恥ずかしいと思っていたことが恥ずかしいんです」 (p.328)
[…]「だれもが体か心を冒されている」「過去を変えることはできないが、未来は変えることができる」「愛あるところに命あり」「命あるところに望みあり」 「今を生きよ」(p.347)
■言及
◆
北村 健太郎
20101120
「突き返される問い――「研究」「研究者」「大学」を問う手前で考えるべきこと」
山本 崇記
・
高橋 慎一
編
『「異なり」の力学――マイノリティをめぐる研究と方法の実践的課題』
:349-374.(生存学研究センター報告14)
◆北村 健太郎 20151103
[外部リンク]「沈黙や失語を受け取る」
於:創思館カンファレンスルーム
[外部リンク]ボリス・シリュルニク氏講演会・シンポジウム「自分を救え、命があなたを呼んでいる」
主催:立命館大学
ボリス・シリュルニク
招聘プロジェクト
共催:
[外部リンク]立命館大学生存学研究センター
・
[外部リンク]立命館大学国際平和ミュージアム
cf.
[外部リンク]開催報告:ボリス・シリュルニク氏講演会・シンポジウム 「自分を救え、命があなたを呼んでいる」
■書評・紹介
*作成:
北村 健太郎
UP:20160812 REV:
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