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『「愛国心」の研究』(シリーズ「教育改革」を超えて2)

柿沼 昌芳・永野 恒雄編 20040225 批評社,245p.

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last update: 20191015

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『「愛国心」の研究』(シリーズ「教育改革」を超えて2)

■柿沼 昌芳・永野 恒雄編 20040225 『「愛国心」の研究』(シリーズ「教育改革」を超えて2),批評社,245p. ISBN-10: 4826503903 ISBN-13: 978-4826503907 2000+ [amazon][kinokuniya]

■内容

内容紹介:kinokuniyaより

 「新しい歴史教科書を作る会」が主唱する「愛国心」の内実は、小林よしのり氏の漫画に見られるように矛盾だらけの捻れた「反米・愛国ナショナリズム」に過ぎない。日本人が普通に持つ家族愛や郷土愛、地域愛といったものが、いつの間にか「国家」への「愛」に変質され、「忠誠」へとすり替えられる。このまやかしは今に始まったことではなく、戦前・戦中の学校教育の変質と同根であり、戦後民主教育もまたその捻れを突き破ることができなかった。国旗・国歌法の制定から『心のノート』へ、そして今、新自由主義の風潮が高まる中で特別支援教育の名の下に子どもたちの選別が始まろうとしている。現場教師による『愛国心』研究の緊急レポート。


著者紹介:kinokuniyaより

柿沼昌芳[カキヌママサヨシ]
1936年生まれ。元東京都立高校教諭。現在、全国教育法研究会会員、明治大学・中央大学などの非常勤講師

永野恒雄[ナガノツネオ]
1949年生まれ。都立大崎高校教諭。全国教育法研究会会長、日本教育法学会理事、歴史民俗学研究会会員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。


■目次

第1部 対談・なぜ今、「愛国心」なのか(イラク戦争と愛国心)
第2部 学校の中の愛国心(最近の「日の丸・君が代」の状況―東京都の「新実施指針」をめぐる状況;一教員の体験から―学校・教育行政・保護者住民と愛国心 ほか)
第3部 愛国心とは何か(若者のナショナル・アイデンティティと歴史認識;反米愛国と親米愛国 ほか)
第4部 「愛国心」の教育史(学徒勤労動員と愛国心教育―中学時代の体験から;沖縄の一女性の学校生活誌―戦時体制下の教育を中心に ほか)


■引用



■書評・紹介



■言及





*作成:岩ア 弘泰
UP: 20191015 REV:
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