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『嘘つき大統領のデタラメ経済』

Krugman, Paul R. 2003 The Great Unraveling: Losing Our Way in the New Century,W W Norton & Co Inc,426p.
=200401 三上 義一,早川書房,422p.

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last update: 20220220

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■Krugman, Paul R. 2003 The Great Unraveling: Losing Our Way in the New Century,W W Norton & Co Inc,426p. =200401 三上 義一 『嘘つき大統領のデタラメ経済』,早川書房,422p ISBN-10: 4152085398 ISBN-13: 978-4152085399 欠品 [amazon][kinokuniya] ※ e05

■内容

amazonより

世界が注目するクルーグマン教授が、ブッシュ政権の詭弁と欺瞞を暴露! NYタイムズの人気連載を教授自身がまとめ、全米で話題を呼んでいるベストセラー。
イラク侵攻はもともと「テロへの報復」だった。しかしテロ組織とイラクの関係を示す証拠が見当たらないとみるや、それは「大量破壊兵器を隠し持つ国への制裁」となった。大量破壊兵器が見つからないと、ついには「中東に民主化の波を起こすため」と言い出し、イラクに攻めこんだ。しかし、戦争以前の政権要人の発言を見れば一目瞭然、自分たちと関連企業の利益のために、ブッシュ政権は「最初から」イラクを攻撃したくてウズウズしていたのだ。ブッシュ政権は、たまたま起こった9.11テロの惨劇とそれに続く愛国心の高揚を、自分たちのために利用したに過ぎない。

これだけではない。経済、社会福祉、環境、国内安全保障、ブッシュの政策は「すべて」こんな具合だ。しかし、押しも押されぬ民主国家アメリカで、なぜブッシュ政権はこれほど露骨な嘘を国民に信じこませることができたのか。そして、彼らの本当の目的とはいったい何なのか。

この本の凄いところは、2000年の大統領選から現在に至るまで、世界随一の経済学者がブッシュ政策の嘘とデタラメに挑戦し続けた、そのリアルタイムな記録となっていることだ。クルーグマンが当初見抜いた「政権の真実」は、日を追うごとに恐ろしいほどに現実となっており、未来に待ち受ける「アメリカの悲劇」が浮き彫りにされる。これまでのクルーグマンの著作とは一線を画した、真の衝撃作である。


■引用



■書評・紹介



■言及





*作成:岩ア 弘泰
UP: 20220220 REV:
経済(学) economics 身体×世界:関連書籍  ◇BOOK
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