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『存在論抜きの倫理』

Putnam, Hilary. Ethics Without Ontology, Harvard University Press, 2004.
=20070410 関口 浩喜・渡辺 大地・岩沢 宏和・入江 さつき訳, 『存在論抜きの倫理』, 法政大学出版局, ISBN-10 458800865X ISBN-13 978-458800865 ISBN-10: 4326153539 ISBN-13: 978-4326153534 [amazon] [kinokuniya] p

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■Putnam, Hilary. Ethics Without Ontology, Harvard University Press, 2004.
=20070410 関口 浩喜・渡辺 大地・岩沢 宏和・入江 さつき訳, 『存在論抜きの倫理』, 法政大学出版局, ISBN-10 458800865X ISBN-13 978-458800865 ISBN-10: 4326153539 ISBN-13: 978-4326153534 [amazon] [kinokuniya] p

■法政大学出版局のHP
http://www.h-up.com/2007-04.html

■目次
謝辞
序章

第一部 存在論抜きの倫理
第一講 形而上学抜きの倫理
      「存在論」という言葉で私が意味していること
      私は「倫理」という言葉をどう理解しているのか
      実践的な問題
      結論

第二講 概念の相対性の擁護
      概念の相対性
      「意味の違い」
      カルナップとレシニェフスキが述べていることは互いに「矛盾」しているのか
      同一性言明と概念の相対性
      概念の多元性

第三講 対象抜きの客観性
      対象抜きの客観性――論理学の場合
      概念的真理
      概念的真理による説明の限界
      数学的真理
      方法論的価値判断

第四講 「存在論」に捧げる死亡記事
      倫理的判断
      倫理上の意見の不一致について
      クワインによる存在論の復興
      砂漠の眺望に潜む諸問題
      存在論と<非>科学的言語
      「存在論」に捧げる死亡記事

第二部 啓蒙とプラグマティズム
第一講 三つの啓蒙
第二講 啓蒙をめぐる懐疑論

訳者あとがき

索引


■引用
 要約しよう(併せてここで、広く価値判断一般を指す手ごろな語として、「価値評価(valuings)という言葉を採用したい」)。私は、決して端的に「価値評価は記述ではない」とは考えていない。ある種の価値評価、より具体的に言えば、ある種の倫理的な価値評価は、まぎれもなく記述である(もっともそれを非自然的な何ものかについての記述として捉えてはならないのだが)。他方、価値評価の中には、記述的ではないものもたしかに存在する。価値評価と記述とは単純な対比をなしてはいない。記述のクラスと価値評価のクラスとの間には、重複部分が認められるのである。(pp.90‐91、「第一部 存在論抜きの倫理」より)


*作成者:篠木 涼
UP: 20080831
哲学/政治哲学(political  philosophy)/倫理学 身体×世界:関連書籍 2000-2004 BOOK
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