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『分断されるアメリカ――ナショナルアイデンティティの危機』

Huntington, Samuel P. 2004 Who Are We? :The Challenges to America's National Identity.
=20040531 鈴木 主税,集英社,586p.


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■Huntington, Samuel P. 2004 Who Are We? :The Challenges to America's National Identity. =20040531 鈴木 主税 訳,『分断されるアメリカ――ナショナルアイデンティティの危機』,集英社,586p. ISBN-10: 4087734056 ISBN-13: 978-4087734058 \2800 [amazon][kinokuniya]

■内容

日経BP企画
分断されるアメリカ
 『文明の衝突』で、冷戦後の世界を的確に予測した著者の近著。米国人のナショナルアイデンティティー(国民としての自己認識)に生じつつある変化を分析し、問題を浮き彫りにする。
 米国人は、「アメリカの信条」というイデオロギーを絆としてきた。だが、このイデオロギーは米国を普遍的な国とする主張につながり、帝国主義的志向を生んだ。また、毎年、何十万人もの移民が押し寄せ、国の統一感を失う結果ともなった。特に、スペイン語を母語とし、米文化になじもうとしないヒスパニック系人民の増加で、米国は二分化される恐れがあると指摘する。
 米国は、過去3世紀半にわたって受け入れられてきたアングロ-プロテスタントの文化、伝統、価値観に立ち返るべきだと結論づけている。
(日経ビジネス 2004/06/21 Copyrightc2001 日経BP企画..All rights reserved.)

出版社/著者からの内容紹介
『文明の衝突』の著者が描く洞察力鋭い憂国論!!
WHO ARE WE? と自問する超大国アメリカの危機! 針路は世界主義か、帝国主義か、それとも?『文明の衝突』の著者が母国アメリカ合衆国の未来を痛烈に描いた憂国の書。日米同時発売!!

内容(「BOOK」データベースより)
Who are we? と自問する超大国アメリカの危機。針路は世界主義か、帝国への道か、それともナショナリズム? 国際政治学の世界的権威S・ハンチントン教授が、母国アメリカ合衆国の未来を憂いた衝撃の書。
内容(「MARC」データベースより)
「アメリカの世紀」は終焉を迎える時がきたのか? 超大国が直面する分断の危機。針路は世界主義か、帝国への道か、それともナショナリズム? アメリカ人のアイデンティティの問題を正面から取り上げ、明快な指針を提示する。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ハンチントン,サミュエル 1927年ニューヨーク生まれ。ハーヴァード大学教授。1977-1978年には国家安全保障会議の安全保障政策担当のコーディネーターも務めた。アメリカを代表する国際政治学者である。
鈴木 主税
東京生まれ。出版社勤務の後、フリーランスの編集者を経て、翻訳家。翻訳グループ牧人舎代表。マンチェスター『栄光と夢』で翻訳出版文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
■目次
はじめに
第一部 アイデンティティの問題
 第1章 ナショナル・アイデンティティの危機
  「顕著性」‐国旗はまだそこにひるがえっているか?
  他国民としてのアイデンティティ
  サブナショナル・アイデンティティ
  トランスナショナル・アイデンティティ
  「実体」――われわれは誰なのか?
  世界的なアイデンティティ危機
  アイデンティティはどのようになるか?
 第2章 アイデンティティ‐ナショナルおよびその他の‐
  アイデンティティの懸念
  他者と敵
  アイデンティティの源泉
  誤った二項対立
第二部 アメリカのアイデンティティ
 第3章 アメリカのアイデンティティの構成要素
  変化、連続性、部分的な真実
  移民以前の入植者たち
  アメリカの信条
  「土地への愛着心がない」
  人種と移民性
 第4章 アングロ‐プロテスタントの文化
  文化の中核
  「国教反対派のなかの反対派」
  アメリカの信条とプロテスタンティズム
  個人主義と労働倫理
  道徳主義と改革の倫理
 第5章 信仰とキリスト教
  神と十字架、そしてアメリカ
  信心深い国民
  プロテスタントのアメリカとカトリック信仰
  キリスト教徒の国民
  市民宗教
 第6章 ナショナリズムの台頭、勝利、衰退
  もろい国家
  アメリカのアイデンティティの創造
  ナショナル・アイデンティティ対その他のアイデンティティ
  勝利に沸いた国家と愛国心
  衰退するナショナリズム
第三部 アメリカのアイデンティティに危機
 第7章 アメリカの解体――高まるサブナショナル・アイデンティティ――
  脱構築主義の運動
  信条への挑戦
  英語に対する挑戦
  中心的な文化への挑戦
 第8章 同化――転向者、かけもち組、そして市民権の衰退――
  同化する移民、同化しない移民
  同化はまだ成功するのか?
  同化の根源
  移民
  移民のたどる過程
  アメリカの社会――アメリカ化は非アメリカ的――
  かけもち組と二重国籍
  市民と非市民
  アメリカ化に代わるもの
 第9章 メキシコ移民とヒスパニック化
  メキシコ系またはヒスパニックの挑戦
  メキシコ移民はなぜ異なっているのか
  メキシコ人の同化の遅れ
  個人の同化と移民地域の結果
  マイアミのヒスパニック化
  南西部のヒスパニック化
 第10章 アメリカを世界と一体化させる
  変わりゆく環境
  敵探し
  死せる魂――エリートの無国籍化
  愛国的な大衆
  ディアスポラ、外国政府、そしてアメリカの政治
第四部 アメリカのアイデンティティ再生
 第11章 新旧の断層線(フォルトライン)
  方向を左右するトレンド
  民族性の終焉
  人種――不変、融合、消滅
  ホワイト・ネイティビズム
  二分化――二つの言語と二つの文化になるのか?
  選挙民を代表しない民主主義――エリート対大衆――
 第12章 二十一世紀のアメリカ――弱み、宗教、そしてナショナル・アイデンティティ
  攻撃されやすい時代の信条
  アメリカの宗教回帰
  宗教の世界的な復活
  イスラム武装勢力対アメリカ
  世界のなかのアメリカ――世界主義か、帝国主義か、それともナショナリズム?
謝辞
訳者あとがき
参考文献
索引
収録図表一覧

■引用

■書評・紹介

■言及



*作成:樋口 也寸志
UP: 20090805 REV:
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