『アナーキスト人類学のための断章』
Graeber, David 2004 Fragments of an Anarchist Anthropology, University of Chicago Press
=200611 高祖 岩三郎訳,『アナーキスト人類学のための断章』,以文社,197p.
■Graeber, David 2004 Fragments of an Anarchist Anthropology, University of Chicago Press=200611 高祖 岩三郎訳,『アナーキスト人類学のための断章』,以文社,197p. ISBN-10: 4753102513 ISBN-13: 978-4753102518 \2310 [amazon]/[kinokuniya] p0601
■内容紹介
―変革はゆっくりと、だが着実に進んでいる―
ネグリ=ハート(『〈帝国〉』『マルチチュード』)以降の最重要人物がついにここにベールを脱ぐ。現在、10ヶ国語への翻訳が進行中の当書は、今後、思想の〈語り口〉を一変させるほどの力を持っている。この11月には初の来日を果たし、早くも各紙(誌)からの依頼が続々舞い込むグレーバーの盟友・高祖岩三郎による初邦訳。アナーキズム&人類学の結合から生み出される、どこまでもポジティヴな世界観。
アナーキズム、そして人類学の実践が明らかにするのは、近代以前の「未開社会」と呼ばれる世界が、実はより高度な社会的企画(プロジェクト)によって形成されているという事実である。真の民主主義的な世界の構築に向けて。
内容(「BOOK」データベースより)
アナーキズム&人類学、この魅惑的な結合から編み出される、よりよき世界を創るためのさまざまな術。真に変化しているものとは一体なにか?大いなる思考実験。
■著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
グレーバー,デヴィッド[グレーバー,デヴィッド][Graeber,David]
文化人類学者。活動家―DAN(Direct Action Network)、PGA(People’s Global Action)に参加
高祖岩三郎[コウソイワサブロウ]
翻訳家、批評家。ニューヨーク在住。Autonomedia、『VOL』編集委員。1980年渡米、以後、画商、グラフィック・デザイナー、翻訳業を勤める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
■紹介・言及
◇『現代思想』32-6 2004年05月号 特集=アナーキズム
1300円(本体1238円)ISBN 4791711211 [amazon] ※
◇橋口 昌治 200908 「格差・貧困に関する本の紹介」, 立岩 真也編『税を直す――付:税率変更歳入試算+格差貧困文献解説』,青土社
*作成:橋口 昌治