『死にゆく人のための医療』
森岡 恭彦 20031110 日本放送出版協会,生活人新書,193p.
■森岡 恭彦 20031110 『死にゆく人のための医療』,日本放送出版協会,生活人新書,193p. ISBN-10: 4140880902 ISBN-13: 978-4140880906 [amazon]/[kinokuniya] ※ d01 et
■内容(「BOOK」データベースより)
脳死、自殺、安楽死、尊厳死。死または臨死を迎えた人たちに、古今東西の医学や宗教はどう向き合ってきたか。〈いのち〉の終わりをどう理解してきたか。だれもが迎える死の、今日的な様相を探り、死に臨む人びとの自己決定権や家族の意思、医師・医療関係者の判断や司法解釈など、ますます複雑化する環境のなかで21世紀の「死に方」を考察する。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
森岡 恭彦
日本赤十字社医療センター名誉院長。東京大学名誉教授。1930年東京都生まれ。東京大学医学部卒業。宮内庁御用掛や関東労災病院長等を歴任して現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
■目次
第1章 新しい死の概念―脳死
第2章 死のさまざまな様相
第3章 人は自ら命を縮めてよいか
第4章 終末期の医療―安楽死から尊厳死へ
第5章 ターミナルケア
第6章 安楽死の容認
一安楽死とは――安楽死の分類
二欧米における安楽死容認の動き
(一)法は厳しく世論は同情的(二)安楽死を容認する法律
三わが国における安楽死への取り組み
(一)森鴎外の「高瀬舟」(二)安楽死、尊厳死容認への社会運等
(三)安楽死をめぐる裁判(四)安楽死の許容条件
第7章 死にゆく人をめぐる問題点
■言及
◆立岩 真也 2008 『…』,筑摩書房 文献表