『読むという生き方』
市村 弘正 20031106 平凡社,208p.
last update:20131015
■市村 弘正 20031106 『読むという生き方』,平凡社,208p.
ISBN-10: 4582831974 ISBN-13: 978-4582831979 \2200+税
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■内容
大切な本たちとの出会い、故藤田省三ら、後にその精神と思考の相続を願った人々との出会い―遭遇という「始まり」に絶えず立ちもどり、過去と現在を往復しつつ、
困難な時代に歴史的・精神史的経験の継承を促す、ある戦後思想史叙述の試み。
■著者略歴
思想史研究者。大学および大学院で思想史と社会哲学を学ぶ。思想文化の諸領域を横断しながら、社会と精神の変質の解読に専念している。現在、法政大学法学部教授。
■目次
I 読むという生き方
一 偶然性の活用
二 様々な力の場
三 遭遇について
四 対話形式の経験
五 再開するために
付 断章選
II 読むという試み
現代をめぐる場所
異質な文化への繋留
都市社会の暗い注釈者たち
バフチン『小説の言葉』をめぐって
クラストル『国家に抗する社会』を読むために
覚書――『国家に抗する社会』の一側面
途中の眼
手すりなき思考
読書会の時間
付『みすず』読書アンケート抄(一九九〇〜二〇〇二年)
*
藤田省三という「始まり」
あとがき
引用文献
初出一覧
■引用
■書評・紹介
■言及
◆立岩 真也 2000/10/23 『弱くある自由へ――自己決定・介護・生死の技術』,青土社,357+25p. 2940
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*作成:北村 健太郎