『悲しみをわかちあえますか――高齢者の人権と福祉』
永和 良之助 20031120 創風社出版,125p.
last update:20110424
■永和 良之助 20031120 『悲しみをわかちあえますか――高齢者の人権と福祉』,創風社出版,125p. ISBN-10:4860370325 ISBN-13:978-4860370329 \1260 [amazon]/[kinokuniya] ※ a06 c04 a02
■内容
介護保険制度の施行後、日本の高齢者介護システムはどう変わったか? さらなるサービスの質の向上のために、現場(実践)から問題を捉え、高齢者の尊厳・人権を擁護していく福祉のあり方を追求する。
■目次
はじめに
T 悲しみを共にする
北国の老人ホーム
ケアの本質
理解されていない痴呆性高齢者
グループホームの利点
いのちの言葉
U 日本の高齢者ケアの現状と課題
はじめに
1.高齢者ケアシステムの変化
2.介護保険制度創設の理由
3.介護保険制度下の高齢者ケアの問題点
4.今後の課題
V 生活施設としての側面に、特養は利益を充鎮せよ!
W 介護保険で何がどう変わったのか
進んだ「介護の社会化」
進まない在宅福祉への転換
なぜ在宅福祉への転換が進まないのか
在宅福祉充実のための課題
サービスの質は向上したか
サービスの質の向上の課題
必要なケアマネの制度改革
最大の課題は低所得者対策
X 身体拘束とケアの質
1.日常化している身体拘束
2.なぜ拘束が行なわれてきたのか
3.なぜ抑制・拘束廃止に取り組まなければならないのか
4.抑制・拘束をなくすために―質疑に応えて―
Y 学生と学んだ福祉と人権
Z グループホームとは何か―その利点と課題―
1.グループホームでの暮らし
2.グループホームの目的・原点
3.痴呆ケアの基本
4.なぜ大規模施設は痴呆ケアに不適切なのか
5.グループホームの利点
6.グループホームの課題
終わりに
[ 福祉NPOの経営・運営課題 ―ワーカーズコレクティブともを通して―
はじめに
1.ともの家の歩み
2.ともの家の財務状況
3.福祉NPOの経営課題
資料
■引用
■書評・紹介
■言及
*作成:鈴木 耕太郎