『三訂 福祉実習ハンドブック』
岡本 栄一・竹内 一夫・山本 圭介・小池 将文・宮崎 昭夫 編集 20031020 中央法規出版,三訂版,294p.
last update:20111105
■岡本 栄一・竹内 一夫・山本 圭介・小池 将文・宮崎 昭夫 編集 20031020 『三訂 福祉実習ハンドブック』,中央法規出版,三訂版,294p. ISBN-10:4805824034 ISBN-13:978-4805824030 \2625 [amazon]/[kinokuniya] ※ l9sf0000 a02 a02i a06 i03j ds m c07 w03
■内容
内容(「BOOK」データベースより)
1993年に福祉実習ハンドブックが、1999年に改訂福祉実習ハンドブックが出版され、各方面で活用いただいてきたが、改訂版刊行以降も社会福祉事業法の社会福祉法への改正をはじめ、関連各法の改正など、社会福祉を取り巻く状況はめまぐるしく変化してきた。このような状況の変化に対応し、実習に赴く学生諸君が希望する実習先を適切に選定し、現場での実習経験を有意義で実り多きものにできるように、これまでの内容を見直すとともに、実自習前学習の時期、現場での実習実施の時期、実習事後学習の時期に、各自がどのような動きをなすべきか、またどのような事柄に注意を払うべきかなど、より活用しやすくなるように、実習生の視点で大幅な内容と構成の変更を行い、ここに三訂福祉実習ハンドブックを出版することとなった。
内容(「MARC」データベースより)
福祉の実習に赴く学生が実習先を適切に選定し、現場での実習体験を有意義で実り多きものにできるように、実習前学習、実習準備と実習の実施、実習事後学習について解説。関連各法の改正などに対応した、99年刊に次ぐ3訂版。
■目次
はじめに
第1部 実習前学習――学内での学び
第1章 社会福祉実習の目的と意義
1 社会福祉を学ぶことと実習の意義
2 実習で学ぶべきこと、学べること
3 介護保険、ケアガイドラインと福祉実習
第2章 社会福祉領域・医療福祉領域での実習
1 実習先の選定と各領域で共通する実習形態
2 社会福祉実習
3 精神保健福祉実習
4 医療福祉実習
第3章 利用者の理解
1 現代の生活困窮
2 児童と家庭
3 高齢者と介護者
4 障害者(児)と福祉
5 精神障害者と福祉
6 慢性疾患患者と福祉
7 施設入居者と福祉
第4章 対人援助技術
1 対人援助と信頼関係
2 対人援助とコミュニケーション
3 対人援助に必要なスキル
4 新しい援助の方向性
第2部 実習準備と実習の実施
第5章 実習領域と実習施設の選定
1 指定施設の種類と概要の理解
2 実習先選定のための準備
3 実習への動機づけの明確化と実習領域の選定
4 実習準備室(実習指導室)との連携
5 実習施設の選定
第6章 実習計画の作成
1 実習目標と実習課題の設定
2 実習課題と実習希望施設の状況に合わせた実習計画の作成
第7章 実習実施にいたる手続き
1 実習施設などとの書類の授受
2 実習施設などで必要とされる書類の作成
第8章 施設・機関における実習の実施
1 実習施設との事前打ち合わせ
2 実習生、職員としての服務規定の確認
3 実習生としての留意点
4 実習状況に合わせた実習計画の再構成
5 実習記録と実習日誌
6 実習中の指導
7 実習中の事故への対応
第3部 実習事後学習
第9章 実習修了後の取り組み
1 実習課題達成度の確認と新たな実習
2 各自の実習における学び、気づきの共有と共通事項や特異事項の抽出
3 実習総括レポートの作成
4 実習総括報告会の準備
5 実習施設・機関とのつながり
第10章 専門職としての自己実現と啓発
1 福祉専門職と自己成長
2 協働(コラボレーション)と援助
3 研修と現任訓練
資料
(関係法令等)
社会福祉士及び介護福祉士法
精神保健福祉士法
障害者ケアガイドライン
(倫理綱領)
ソーシャルワーカーの倫理綱領
日本精神保健福祉士協会倫理綱領
医療ソーシャル・ワーカー倫理綱領
全米ソーシャルワーカー協会倫理綱領
国際ソーシャルワーカー連盟 ソーシャルワークの倫理――原則と基準
索引
執筆者一覧
■引用
■書評・紹介
■言及
*作成:樋口 也寸志