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『人間にとって法とは何か』

橋爪 大三郎 20031001 PHP研究所,221p.

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last update:20170524

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橋爪 大三郎 20031001 『人間にとって法とは何か』,PHP研究所,221p. ISBN-10:4569630847 ISBN-13:978-4569630847 700+ [amazon][kinokuniya] ※ w/hd01

■内容

[amazon]より

内容紹介
憲法から刑法、民法、国際法、さらに宗教法まで、人間にとって法律とは何か。気鋭の社会学者が、近代における自由と公共性のあり方を問う。
イスラム法では利子が禁止!? 売春やドラッグの合法化を主張するアメリカのリバタリアニズム!?
 時代や文化圏によって異なる法には、どのような根拠や正当性があるのか。
 そもそも法とは何か。強制なのか、ルールなのか。まず第1部で、民主主義社会における近代法の本質を、「言語ゲーム」の観点から読み解く。
 次に第2部では、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教、仏教、儒教など、それぞれの宗教において法律はどのように定め、用いられてきたかを説き明かす。
 そして第3部では、「公」の概念をもとに日本社会における法秩序を問い直す。
 さらに第4部では、より発展的な問題として、自由はどこまで可能か、国際社会と国内の基準のどちらを上位に考えるのかなど、日本社会を再構築する上で課題となる議論を展開する。
 人類は法によっていかに幸福を実現できるのか。自由と公共性は両立できるか??。正しい法感覚を磨くための最良のテキスト!!


著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
橋爪 大三郎
1948年神奈川県生まれ。東京大学大学院社会学研究科博士課程修了。現在、東京工業大学大学院社会理工学研究科価値システム専攻教授。専門は社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

■目次

[第1部]法の原理――法はなぜ必要なのか 
 第1章 法とは何か 
 第2章 ハートの法理論 
 第3章 近代法の原則とは何か 

[第2部]法の歴史――古代宗教と法 
 第4章 ユダヤ教と法 
 第5章 キリスト教と法 
 第6章 イスラム教とイスラム法 
 第7章 仏教と法 
 第8章 儒教と法 

[第3部]日本人と法――法感覚を鍛えるために 
 第9章 日本社会と法 
 第10章 明治国家と法 

[第4部]未来を構想するために――法と自由をめぐるいくつかの問題 
 第11章 民主主義とリバタリアニズム 
 第12章 国際社会と法

■引用

■書評・紹介

■言及



*作成:岩ア 弘泰
UP:20170524 REV:
橋爪 大三郎 身体×世界:関連書籍  ◇BOOK
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