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『暮らしを支える新たな介護――レジデンシャルケアをめぐる高齢者福祉施設のあり方』

レジデンシャルケア研究会議 編 20030920 筒井書房,176p.

last update:20111023

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■レジデンシャルケア研究会議 編 20030920 『暮らしを支える新たな介護――レジデンシャルケアをめぐる高齢者福祉施設のあり方』,筒井書房,176p. ISBN-10:4887204175 ISBN-13:978-4887204171 \2100 [amazon][kinokuniya] ※ a02 a02i c04 t02 a06

■内容

内容(「MARC」データベースより)
介護施設はこれからどうなっていくのか。「暮らしを支える新たな介護を考える」と題した座談会をはじめ、レジデンシャルケアをめぐる高齢者福祉施設のあり方を考える論考をまとめる。

■目次

座談会 暮らしを支える新たな介護を考える
 介護施設はこれからどうなっていくのか
 「フルタイム・フルケア」の機能を分散していく方法
  グループケアのユニット化という発想
 特養で今何が問題なのか
  介護保険で措置施設から契約施設へ
 マンツーマン介護になり得ない効率性の限界
 小介護単位プラス介護のシステム
 二元論の克服を
  生活を壊さないケアの仕組み
  施設の効率化は抜きにはできない
  もう一歩、地域の生活に施設が入って
  社会福祉法人のミッションとして地域の生活ニーズに積極的に
  施設のもっている能力やリソースをどう活かすか
  ユニットケアはケアのあり方としてのゴールではない
 生活の環境・機能で見たICF(生活機能分類)
  ICFはケア・マネジメントのアセスメントシート
  施設でも在宅でもケアマネジメントの基本理念は同じ
  一種の精神的廃用症候群とならぬよう
 特養はターミナル施設か
  ターミナルのなかではネットを組むことも重要
  かかりつけ医にかかるのは基本的人権
  ターミナルケアも介護と一緒で連続性
 介護は医療と福祉の上位概念である
 レジデンシャルケアの進化をめざして
  生活までひっくるめて地域の人たちと共有
  施設のフルタイム機能を出す
  一番必要なのは地域のニーズを理解すること
  居宅系の負担方法と施設の負担方法を一本化してほしい
 高齢研の「施設機能の地域展開」とは
  ケア・アウト・オブ・ザ・コミュニティー
  ケア・イン・ザ・コミュニティー
  ケア・バイ・ザ・コミュニティー
  利用者の「生活圏域」で完結するサービスを
  10年、15年後のグランドデザインとして
 チャレンジしましょう
 21世紀のケアが問われている

レジデンシャルケアへの歩み

サポートセンター構想の目線とは
 「こんなところ」からの脱却
  イギリスのレジデンシャルケースワーカーに学ぶ
  「こんなところ」とは何か
  社会福祉法人の使命
  意識の基盤整備
 施設サービスを〈住み慣れた地域〉へ分散
  「在宅の困難な部分」をなぜ解消しないのか
  通過点としてのユニットケア
 家族や知り合いが気兼ねなく訪ねられる"地域での生活"
  機能を上手に使って転換する
 サポートセンターネットワーク型
  どこに投資するか
  在宅複合型施設をヒントに
  ジャストフットサイズ
 サポートセンターコンビ二型
  必要なときすぐ目の前にあるサービス
  20平方mのバリアフリー住宅も格安に提供
  重症になっても、最後まで看きれる
 老人ホームに求められるもの
 住まいと介護をどう組み合わせるか
  施設と在宅を同じ負担に
  民間のバリアフリー住宅とサポートセンターの組み合わせ
 資源は24時間営業の老人ホームの機能

経営からみた分散型ケアサービス
 「利用者不本位」の実態
 当たり前だった「利用者不在」
 後ろを見たら、誰もいない
  〈社会福祉法人再生〉ヘの取組み
 税制を守り、規制を外し、地域へ還元
 自分で入りたい施設でありたい
 ハードがよくてもソフトはよくならない
 長命〔長生き〕ではなく〔長寿〕の時間を長くする
 第三者評価の導入

◆資料 高齢者介護研究会「2015年の高齢者介護」(2003.6.26)

■引用

■書評・紹介

■言及



*作成:樋口 也寸志
UP:20111023 REV:
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