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『“ポスト”フェミニズム』

竹村 和子 20030810 作品社,226p.


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竹村 和子  20030810 『“ポスト”フェミニズム』,作品社,226p. ISBN-10:4878935464 ISBN-13:9784878935466 \2000 [amazon][kinokuniya] ※ f03

■内容
(「BOOK」データベースより)
「ポスト」とは「フェミニズムが終わった」という意味ではない。近年、他の批評理論と交差しながら理論をより先鋭化・深化させ、新たな領野を切り拓いているフェミニズムの新段階のことである。本書は、“ポスト”フェミニズム理論が、どのような現実的文脈から内発的に要請されてきたのか、社会・政治・科学の現況が今何を思考することを迫っているのか、そして、今後どのような展望を描きうるのかを問いかける、新たな時代への「挑戦」の書である。

(「MARC」データベースより)
理論的な先鋭化・深化を進める「ポスト」フェミニズムは、激動する世界・日本の課題にいかに挑戦しているか。ポストフェミニズム理論初の本格的入門書。

■目次
序文 なぜ“ポスト”フェミニズムなのか? 竹村和子 (001)
座談会 “ポスト”フェミニズム「理論」は何を切り拓くのか?―“ポスト”フェミニズムの現在性 (006)
第1部 欲望とポストファミリー (032)
 法の欲望とポストファミリー (034)
 主体と欲望の「自由」 (039)
 なぜマルクスとフロイトは、構築主義者ではないのか (044)
 歴史の言説と身体論の現在 (049)

第2部 テクノロジーと身体 (054)
 生殖医学と女・からだ (056)
 生殖技術と「公共の利益」のポリティクス (061)
 トランスジェンダーと性別と医療 (066)
 摂食障害とジェンダー革命 (071)

第3部 帝国/グローバル化 (076)
 近代国民国家とフェミニズム (078)
 ハーレムの少女とポストコロニアルのアイデンティティ (083)
 語る女の植民地/語りえぬ物語 (089)
 アジアNIEsのジェンダー・レジームと外国人家事労働者 (094)
 予めの排除と内なる排除―グローバル化におけるジェンダー再配置 (099)

総論 「いまを生きる」“ポスト”フェミニズム理論 (105)

第4部 暴力と新たな正義 (118)
 正義論の限界とグローバル・フェミニズムの可能性 (120)
 バックラッシュ(再領域化)の政治と暴力―ホモソーシャルなリアリズムの位相 (125)
 市民生活における暴力論―私的領域における暴力を中心に (130)
 ネオリベラリズムとフェミニズム (135)

第5部 行政フェミニズムのなかで、
 行政フェミニズムを超えて―理論と実践と政策 (140)

討論 男女参画の攻防 (142)
討論 親密圏の政治学 (157)

補遺 “主要理論家・文献”“キイワード”解説 (178)

■引用

■書評・紹介

■言及



*作成:松村 菜摘子 
UP:20081008 REV:
フェミニズム (feminism)/家族/性…  ◇身体×世界:関連書籍 2000-2004  ◇BOOK
 
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