HOME > BOOK >

『心療内科を訪ねて――心が痛み,心が治す』

夏樹 静子 200308 新潮社,204p.

last update: 20110702

このHP経由で購入すると寄付されます

■夏樹 静子 200308** 『心療内科を訪ねて――心が痛み,心が治す』,新潮社,204p. ISBN-10: 4103462086 ISBN-13: 978-4103462088 \1260 [amazon] m
(再刊:20060801 新潮文庫,244p. ISBN-10: 4101443130 ISBN-13: 978-4101443133 \420 [amazon][kinokuniya] ※ m)

■内容

・内容(「BOOK」データベースより)
ひどい腰痛に苦しんだ3年間の地獄体験が,著者を心療内科取材に駆り立てた.潰瘍性大腸炎,顎関節症,高血圧,拒食・過食症,脱毛…原因不明のすべての症状の裏には,心の痛みが隠れていた.心はあらゆる形をとって警告を出していたのだ.様々な症状に苦しむ人々の体験を語り,大反響のルポルタージュ.腰痛,肩こり,不眠,倦怠…の原因は,あなた自身かもしれません―.

・内容(「MARC」データベースより)
顎関節症,拒食・過食,脱毛….原因不明の症状に苦しむさまざまな人々.心身症を患った著者が,心理療法の紹介も織り込みながら「あるがままの自分」への回帰をうながすメッセージ.月刊誌『波』で連載されたものをまとめた.

・著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
夏樹 静子
東京生れ.慶應義塾大学英文科卒.在学中からNHKの推理番組の脚本を手掛ける.結婚で一時中断するが,1969(昭和44)年江戸川乱歩賞に『天使が消えていく』で応募,執筆を再開する.繊細な心理描写を用い,社会性に富む題材を扱う.73年,『蒸発』で日本推理作家協会賞,89(平成元)年に仏訳『第三の女』でロマン・アバンチュール大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

■目次

 心身症との出会い
 両親を苦しめたかった
 上昇志向と職場の軋轢
 より完全に,より美しく
 高血圧なら,逃げられる
 極限への綱渡り
 とらわれの悪循環
 髪の毛の悲鳴
 エリートコースと各駅停車
 All or None・完全主義の陥し穴
 喘鳴が止まる時
 症例の数だけ人生がある

 解説 久保 千春(文庫版)

■引用


■書評・紹介


■言及



*作成:八木 慎一
UP: 20110425 REV: 20110702
精神障害/精神医療  ◇身体×世界:関連書籍  ◇BOOK
TOP HOME (http://www.arsvi.com)