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『Donor Action Program――われわれは今なにをすべきか 腎移植連絡協議会からの提言』

高橋 公太 編 20030723 日本医学館,81p.


last update:20100712
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■高橋 公太 編  20030723 『Donor Action Program――われわれは今なにをすべきか 腎移植連絡協議会からの提言』,日本医学館,81p. ISBN-10:4890445323 ISBN-13:978-4890445325 \2100 [amazon] [kinokuniya] ※

■内容

(「MARC」データベースより)
「Donor Action Program(DAP)とは何か」をテーマとした、2003年1月の第36回日本臨床腎移植学会の開催中に施行された腎移植連絡協議会での内容を加筆・修正のうえまとめる。

■目次

開会のあいさつ
1 Donor Action Programとは
2 Donor Action Programの実践と病院開発との関係
Lecture Donor Action Programの解説
3 静岡県におけるDAPの展開
4 新潟県におけるDAPの展開
5 今後の全国展開について
総合討論
まとめ

■引用

序 より

2002年春、ベルギーの Donor Action Foundation より教師を招聘して、一部の関係者に Donor Action Program(DAP)とはなにかという講義がなされた。その成果が実って、臓器提供推進活動の一環として一部の地域でDAC(Donor Action Committee)が導入されている。その後、全国の臓器提供に関わっている多くの関係者より、DACの講義を受けたいとの要望があったので、今回の腎移植連絡協議会は、“DAPとはなにか”をテーマとして取り上げた。
今までの臓器提供推進活動の一連の流れを見ると、初期のころは、家族からの好意の申し出に始まり、次に脳専門医、救急医、および移植医などのここの医師の努力とボランティアに支えられ臓器提供が推進された。その後、移植コーディネーターが脚光を浴び舞台に立ったが、わが国の保守的な社会情勢からコーディネーターのみでは十分に力を発揮することが出来なかった。
その解決策として病院開発モデルが考案され、移植医と協力して病院開発が実施された。その目的は、一言で、提供病院における職員の“臓器移植および臓器提供に対する意識改革と高揚”であった。
さらに病院全体の意識レベルが高まったところで、今回のテーマである“提供病院にDACを設置してDAPを導入する”ことである。すなわち、今までここのボランティア活動に支えられていた臓器提供推進活動を組織化することにより、提供に関わる人々のストレスや仕事量の軽減を図り、効果的な臓器提供を勧めていくことがそのねらいである。さらにこの先に待っている方策は、その地域にあったテーラーメイドの donor action である。
しかし、一方では理論ばかりでなく、これらの活動にもある程度限界があることを認識する必要もある。国民が欧米諸国のように、臓器移植を今後の医療のひとつの柱にしたいと希望するならば、銀行に公的資金を注入するように、そろそろ臓器提供推進活動にもある程度の“公的資金”を注入するときがきているのではないだろうか。
2003 年7月23日
日本移植学会臓器提供推進委員長
日本腎移植臨床学会 腎移植連絡協議議長
新潟大学大学院 腎泌尿器病態学教授
橋 公太


腎移植連絡協議会 発言者一覧

司会者 鈴木 和雄  浜松医科大学泌尿器科学教室

齋藤 和英  新潟大学大学院医歯学総合研究腎泌尿器病態学分野

発言者 大島 伸一  名古屋大学大学院医学系研究科病態外科学講座泌尿器科学

長谷川友紀  東邦大学医学部公衆衛生学講座

藤田 民夫  名古屋記念病院泌尿器科

太田原佳久  浜松医科大学泌尿器科学教室

秋山 政人  (財)新潟県腎臓バンク腎器移植コーディネーター

吉田 克法  奈良県立医科大学付属病院透析部

星長 清隆  藤田保健衛生大学医学部泌尿器科

政金 生人  矢吹病院腎透析センター

木村貴美子  静岡県立総合病院看護部

高橋 公太  新潟大学大学院医歯学総合研究腎泌尿器病態学分野

石川 牧子  (財)新潟県腎臓バンク腎器移植コーディネーター

相川 厚  東邦大学医学部腎臓学教室

太田 和夫  太田医学研究所

(敬称略・発言順)


■著者略歴
(「BOOK著者紹介情報」より)
高橋 公太
1974年新潟大学医学部医学科卒業。1983年東京女子医科大学腎臓病総合医療センター泌尿器科講師。1989年東京女子医科大学腎臓病総合医療センター泌尿器科助教授。1995年新潟大学医学部泌尿器科学講座教授。1998年新潟大学医学部附属病院血液浄化部長。1999年新潟大学医学部附属病院治験センター長。2001年新潟大学大学院医歯学総合研究科・機能再建医学講座・腎泌尿器病態学分野教授。2002年新潟大学医学部附属病院臨床試験部部長およびクリニカルパス委員長、新潟大学医学部附属病院院長補佐および戦略企画部委員長。東京女子医科大学客員教授日本泌尿器科学会理事、広報委員長。日本移植学会理事、臓器提供推進委員長、保険診療委員、会則委員、将来計画委員。日本腎移植臨床学会常任理事、幹事。腎移植連絡協議会委員長。日本透析医学会腎不全総合対策委員会副委員長。日本臓器保存生物医学会理事、編集委員。日本ABO血液型不適合研究会代表幹事。日本再生治療学会治験委員長。雑誌「今日の移植」編集委員。雑誌「腎と透析」編集委員。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


■言及



*作成:三野 宏治 
UP:20100712 REV:
腎移植  ◇身体×世界:関連書籍  ◇BOOK

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