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『障害をもつこと・共に生きること』

堀 正嗣 20030731 明石書店,94p.


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堀 正嗣 20030731 『障害をもつこと・共に生きること』(はらっぱ叢書),明石書店,94p. ISBN-10: 4750317659 ISBN-13: 978-4750317656 \1050 [amazon][kinokuniya] ※

■内容
(「BOOK」データベースより)
本書は、障害を持つ人と持たない人が共に生きることの意味について、著者が考え続けてきたことをまとめたものである。

(「MARC」データベースより)
障害を持つ人と持たない人が手を取り合って、みんなが楽に生きられるような社会を一緒に作っていこうというメッセージがこめられた、心癒される一冊。子ども情報研究センター発行の『はらっぱ』に連載したコラムを中心に収録。


■目次
    はじめに
    1 共に生きよう、楽に生きよう
      障害者問題ゼミナールに参加して
      なぜ生きにくいのか
      一緒に生きる
      ゆったりと生きる
      あるがままで生きる
      支えあって生きる
    2 人間の本質としての共に生きること
      愛し愛されて生きる
      人間の本質としての共生
      愛による癒し
    3 なぜ生きるのがつらいのか
      なぜつらくなるのか
      差別と抑圧
      そのままでいいんだよ
    4 楽とはどういうことか
      がんばることのしんどさ
      無為の論理
      自分の人生を楽しむ
    5 一緒に生きていこうよ
      犠牲になること
      あきらめないこと
      一緒に生きていこうよ
    6 比較しないこと
      抑圧としての比較
      なぜ比べたくなるのか
      そのままでいいんだよ
    7 助けをもとめること
      我慢すること
      「助けて」って言っていいんだよ
      助けられ助けて生きる
    8 生かされて生きる
      そんなことが評価の基準じゃないよ
      本当のあなたのままで、一緒に生きていこうよ
      生かされて生きる
    9 癒しの関係をもとめて
      はじめに
      本当につらい中よく生きてきたね
      生まれてきてくれて本当にありがとう
      英雄的な魂
      みんな傷つい
■引用

本書は、障害を持つ人と持たない人が共に生きることの意味について、私が考え続けてきたことをまとめたものです。
 私は一九五七年に滋賀県で軽度の視力障害を持って生まれました。そして障害を持ちながら子ども時代を過ごす中で、さまざまないじめや差別、生き難さをも体験してきました。そのことが、私が現在、障害を持つ子どもの問題や共に生きるということを考え続けている原点です。
 障害者運動と出会って、私は自分自身が本当に楽になれたと感じています。障害を持つ人たちとの出会いの中で、新しい自分に生まれ変わったのです。そして障害者運動は、この社会の中で生き難さを感じているすべての人が、楽に生きていける道を指し示していると確信してきました。
 私は、保育所や学校で障害を持つ子どもたちに出会い、作業所や自立生活運動・ピアカウンセリングの中で障害を持つ仲間たちと出会い、そしてRC(再評価カウンセリング)の中で障害を持つ人とも持たない人ともお互いの感情を聴きあい多くの人の人生に出会ってきました。そうした出会いの中で、私は障害を持つ人と持たない人が共に生きることの意味について考え続けてきたのです。本書に収録した文章は、そうした出会いの中で摘み取ったものを書きとめておきたい、他の人に伝えたいとの思いから刻んだものです。
 本書に触れることが、読者の皆さんが、ありのままの自分を取り戻していくきっかけになることを願っています。とりわけ障害をもつ仲間たち、障害をもつ人たちと一緒に生きていきたいと願う人たち、そして様々な差別や抑圧の仲で傷つきながら生き方を求めている仲間たちに手にとってもらえることを願っています。(pp. 3-4)

■書評・紹介

■言及



*作成:三野 宏治 
UP:20090717 REV:
障害学(Disability Studies)  ◇身体×世界:関連書籍  ◇BOOK

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