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『年報死刑廃止2003――死刑廃止法案』

年報・死刑廃止編集委員会 20030715 インパクト出版会,248p.


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■年報・死刑廃止編集委員会 20030715 『年報死刑廃止2002――世界のなかの日本の死刑』,インパクト出版会,248p. ISBN-10:4755401313 ISBN-13:978-4755401312 2200+税 〔amazon〕 ※ c0132 b

■内容(「BOOK」データベースより)
いまから50年近く前の1956年3月、日本で死刑廃止法案が参議院に上程されたことがある。この法案をめぐって5月10、11日の二日にわたって参議院法務委員会で公聴会が開かれ、18人の公述人によって死刑制度の是非について論議がなされた。本書では、その当時の法案、提案理由、そして公聴会の全記録を議事録をもとに掲載し、当時の資料からその背景を明らかにする。

■内容(「MARC」データベースより)
1956年、国会で死刑制度の是非について論議がなされた。この法務委員会での2日間の公聴会全記録を掲載。また、今回国会への上程が決まった重無期刑・死刑制度調査会法案、2002〜03年の死刑をめぐる動きを網羅する。

■目次
特集 死刑廃止法案
 特集にあたって 1
 重無期刑・死刑制度調査会法案をめぐって
 死刑執行停止に向けて 4
  衆議院議員・死刑廃止を推進する議員連盟事務局長  保坂展人/日弁連・死刑制度問題に関する提言実行委員会委員長 金子武嗣/司会=本誌編集委員・島谷直子

 重無期刑の創設及び死刑制度調査会の設置等に関する法律案 22
 死刑に代替する終身刑 菊田幸一 46
 終身刑導入は死刑廃止への道ではない――終身刑大国アメリカの現実 大山武 58
50年前の死刑廃止法案
 資料構成・50年前の死刑廃止法案上程前後 70
 刑法等の一部を改正する法律案 88
 提案理由 92
 参議院法務委員会公聴会会議録 102
  公述人=中島健蔵・垂水克己・安平政吉・長田新・小野清一郎・花山信勝・小崎道雄・磯部常治・吉田晶・木村亀二・正木亮・渡辺道子・河野勝斎・古畑種基・吉益脩夫・玉井策郎・島田武夫・森戸 作
いま米韓では
 私は本日、全死刑囚を減刑する―イリノイ州ジョージ・ライアン知事のスピーチ 梶原絵麻・柳下み咲訳 224
 韓国・ノムヒョン政権下の死刑廃止法の行方 チャーヒョングン 240
ドキュメント2002〜2003
 死刑廃止世界連盟の設立総会 田鎖麻衣子 248
 司法人権セミナー:死刑廃止開催 江頭純二 250
 名古屋・福岡の二名執行に抗議する 安田好弘 258
 欧州評議会議員総会のピーター・シーダー議長による声明 260
 田本竜也さんの詩集から 261
 春田(田本)竜也君のこと 稲垣容子 262
 処刑された浜田美輝さんについて 264
 2002年9月18日の執行をめぐって─名古屋拘置所への抗議行動 大島令子 266
 第14回死刑廃止全国合宿報告 永井迅 270
 NCADP年次総会出席報告 柳下み咲 275
 上田大確定死刑囚の急死について─名古屋拘置所所長との面談報告 大島令子 277
死刑をめぐる状況2002
 無期懲役受刑者処遇の問題点と重無期刑(終身刑)の導入について
  もう一つの絶望の刑を増やさないために 海渡雄一 282
 死刑判決・無期懲役判決(死刑求刑)一覧 菊池さよ子 292
 死刑廃止に向けた国際的動向2002 辻本衣佐 300
 死刑関係文献案内 前田朗 312
 国会での議論 322
 死刑廃止運動にアクセスする――廃止運動団体・フォーラム・ネットワーク 332
 追悼・対馬滋
  地球が決めた死刑廃止 フォーラム90東京 江頭純二 346
  夕焼け雲 犯罪被害者支援センター 近藤達雄 348
 死刑を宣告された人たち 351
 法務大臣別死刑執行記録 366
 死刑廃止年表2002 370

■引用

■書評・紹介

■言及



*作成:櫻井 悟史 追加者:
UP: 20080503 REV:
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